その気味の悪い見た目と、その攻撃性や毒で、忌み嫌われている害虫「ムカデ」
家の中で見かけてしまったら、いつ噛まれるか恐怖で、夜も落ち着いて寝られなくなりますよね。そんなムカデですが、なぜ家の中に侵入してくるのでしょう?
また侵入したら家に棲み着いてしまうのでしょうか?
今回はムカデがどのような場所を好むのか、そして侵入してくる理由と、その対策についてお答えします!
ムカデはどんな場所に多く発生する?
まずムカデはどんな場所に多く生息するのでしょう?
本州、四国、九州、沖縄とほぼ日本全国に生息しているムカデですが、
乾燥に弱いため、ジメジメとした湿気の多い場所を好みます。
家の周囲が、田んぼや畑、林に近いというような場所は、必然的に出現率が高くなります。
- 暗くて狭い
- 湿気がある
- エサがある
ムカデは、上記のような場所を好んで、潜伏しています。
屋外 | 植木鉢・プランター・落ち葉・石・倒木などの下、井戸周りなど |
---|---|
屋内 | 浴室・洗面所・台所の流しの下・畳の裏・床下・天井裏など |
特に5月から6月にかけては、産卵する場所になりやすいため、家周辺の落ち葉のたまった箇所や倒木、石などは、きれいに処分しておくことをオススメします。
ムカデはもともと、家の中に棲みつく生き物ではなく、外で生息する生き物です。
しかし、外で生息しているはずのムカデが家の中に侵入し、私たち人間を噛んだりするなどの被害が発生しています。
ムカデは床下の湿気が大好き!その理由とは?
ムカデやゴキブリなどの害虫は、もともと湿気が多くジメジメしたところを好みますが、その他にも「住宅の構造」や「自然界の食物連鎖」などが深く関係しています。
まず、床下は土壌に最も近い部分でもともと湿気が多いため、結露などでカビが発生します。この湿気の多い床下の環境というのが、ムカデやシロアリなど害虫が最も好む環境ということです。
そして、床下の湿気は単に床下の問題だけでは済まないことが多くあります。
床下の湿気は、床材を通り抜け上がっていき、畳やじゅうたんなどをジトジトにします。
そして、湿気がこもりやすい押し入れやクローゼットの中にまで流れていき、微小昆虫やダニが発生します。
次に、こうした微小昆虫やダニなどを好んでエサにするゴキブリなどの害虫が発生します。
そしてもともと湿気の多いジメジメした場所を好むムカデなどはゴキブリの卵等を食べに来るという悪循環が起こるのです。
ムカデが家の中に侵入してくる理由
ムカデが家の中に侵入してくる最大の理由、それは「エサを捕食する」ためです。
ムカデは肉食で、ゴキブリや蜘蛛を好んで食べます。
湿気の多い家にゴキブリが発生しやすいのは、先ほどお伝えしたとおりです。
人間を噛みたくて家に入っているわけではありません。
ムカデが好む「ジメジメした」環境と豊富な「エサ」が目の前にあれば、それを捕食しに家に侵入してくるというわけです。
家の中に侵入したムカデは、天井や壁などに張りついていることが多い他、靴の中や布団の中、洗濯物などにひそむことがあります。
家の中で被害にあう方のほとんどが、ムカデの存在に気付かないうちに噛まれてしまったというものです。
暗くて湿った靴の中や布団の中、洗濯物の中などは、ムカデが好む環境となっていて、さらにムカデは動くものに敏感に反応し、捕獲しようとするものならすごい速さで大暴れし、手当たり次第に攻撃します。
こうした被害を発生させないためにも、しっかりとムカデ対策をしておきたいものです。
毎年ムカデが侵入してくる、家の周囲がムカデが生息しやすい環境の場合などは、ムカデの動きを素早く止めて駆除できる殺虫剤スプレーや、殺虫成分を使用せずものすごく冷たい空気で凍らせて、瞬殺するスプレーなどを用意しておくと、もしもの時に安心できるかもしれません。
ムカデはいったいどこから侵入してくるの?
答えは、僅かな隙間からです。
住宅に、隙間がある限り、そしてわたし達が生活をする上で、ドアや窓の開け閉めをする瞬間にも侵入する可能性はあります。
また絶壁でものぼったり、エレベーターなどで人間や荷物についてくる場合もあるため、2階や3階、アパートやマンション等の上階でも被害は発生する可能性はあります。
【ムカデの主な侵入口と侵入経路】
出入り口 | ヒトが出入りする一瞬の隙に。ドアの上下の隙間などから |
---|---|
網戸 | 下の隙間や破損個所、閉めていてもわずかな隙間から |
天井裏 | 通気口や隙間などから |
床下 | 畳の間などから |
台所 | シンク下や排水部分などから |
浴室 | 排水部分や換気するための窓などから |
トイレ | 換気するための窓などから |
換気扇 | 閉めていてもわずかな隙間から |
その他 | 住宅のひび割れ、隙間などから |
つまり、僅かな隙間や換気のために窓を開ける時、ヒトが出入りする時にも侵入することがあるため、まずは家の周囲をムカデが好む環境にしないようにすることが大切です。
ムカデのエサとなるものをなくしたり、隠れやすい場所をなくすなど、まずは産卵しにくい環境・生息しにくい環境をつくっておきましょう。
家に侵入したムカデは巣をつくるの?
ゴキブリやシロアリなどが住宅内に侵入すると、巣をつくって繁殖しますが、ムカデの場合は、基本的に屋外で生息する生き物なので、古い小屋や廃墟のようなところでない限り、家の中に棲みつくようなことはありません。
そのため、室内でムカデを発見したからといって、棲みついているわけではありません。
ただ単に家の外にいたムカデが、家の中のゴキブリや蜘蛛などを捕食しに侵入してきた場合が多いでしょう。
ムカデの侵入を阻止するには?
ムカデの侵入をできれば阻止したいですよね。そんなときの対策をお教えします。
まずは室内の風通しをよくして、湿気がこもらないようにし、定期的に家の周囲に薬剤を散布することで、室内への侵入の確率を減らすことが出来ます。
ムカデのシーズン中に何十匹と出る場合や、1日1回は出てくるなどで、自分で対策をしてみた、駆除を行ったが効果がなかった場合などは、当社までお気軽にご相談ください。
ムカデが活発に活動する時期は 「5月~6月頃」「9月~10月頃」で、特にこの時期家の中に侵入し、咬傷被害が多く発生しています。
また夜行性で、睡眠中などに布団にもぐりこんで、寝ている間に噛まれたり、暗くて湿気の多い場所を好んで、布団や靴の中に隠れていることも多いためいつ遭遇するか、いつ噛まれてしまうかという精神的な被害も多くあります。
こうした被害を防ぐためにも、当社ではムカデやその他害虫を駆除するために多様なアドバイスや提案、指導が出来ますのでお気軽にお問合せ下さい。
ムカデ駆除スタッフがあなたのお悩みを解決いたします!!
・家の中でムカデに何回も遭遇している
・庭先でムカデをよく見かける
・発見したムカデがいなくなって不安だ
・靴や布団の中にムカデがいた
・自分で対策をしてみたけど効果がない
こんなお悩み・被害がある場合、お困りの際は一度ご相談ください!
株式会社プログラントでは、現地調査・見積を無料で行っております。
まずはメールや電話にてお気軽にお問い合わせください。
※メール受付時間:24時間受付けております。ただし、日曜日・年末年始・夏季休暇期間は翌営業日以降の対応となりますのでご了承ください。メールでのお問い合わせに関しましては、回答をお電話でさせていただく場合がございます。
シロアリ駆除専門スタッフが
あなたのお悩みを解決いたします!!
- 羽アリが家から大量にでてきた
- 畳や床板など歩くとミシミシ音がするようになった
- 外壁や基礎部分にヒビや蟻道がある
- シロアリ保証期間が切れていた
- 脱衣所、洗面所などの床がブカブカする
- 家の周りや床下に木材(廃材)などを置いている
どのような疑問・質問にもすべてお応えします。
株式会社プログラントでは、現地調査点検・見積を無料で行っております。
まずはお気軽にご相談ください。
プログラントは安心と
信頼の5冠獲得
調査方法インターネット 調査
調査概要2022年2月 サイトのイメージ 調査
調査提供日本トレンドリサーチ
CONTACT
お問い合わせ
相談/見積り
完全無料
0120-778-114
24時間365日受付中

害獣・害虫・害鳥の スペシャリスト
藤井 靖光(Yasumitsu Fujii)
株式会社プログラント 代表取締役
拠点・連絡先
熊本本社
〒861-8002 熊本県熊本市北区弓削6丁目27-19
佐賀営業所
〒849-0937 佐賀県佐賀市鍋島3丁目9-5
お問い合わせ(代表)
緊急対応:7:00–22:00(年中無休/災害時は安全最優先の運用)
取扱分野
実績ハイライト
個人(藤井)調査実績
(1992–2025)
会社累計調査実績
(創業〜2025)
Google口コミ(熊本本社 334件)
Google口コミ(佐賀営業所 76件)
初回訪問スピード
最短当日訪問率 85%
報告書提出率
平均提出 10日
脚注:「個人=1992–現在」「会社=創業–現在(自社請負分)」
口コミ出典:Googleビジネスプロフィール[2025-08-12 時点]
定義:受付時間 7:00–16:00 の新規受付に対し 当日17:00までに訪問開始できた割合(警報発令・道路寸断日は母数除外)
主要資格・講習(抜粋)
- 建築物ねずみこん虫等防除業登録(熊本県)/熊市保30ね第1号
- 公益社団法人 日本しろあり対策協会/しろあり防除士[6名]/登録番号:13510
- 公益社団法人 日本しろあり対策協会/蟻害・腐朽検査士[2名]/登録番号:熊本県-17-0042
- 公益社団法人 日本木材保存協会/木材保存士[1名]
- 一般社団法人 住宅基礎コンクリート保存技術普及協会/住宅基礎コンクリート保存技術士[4名]/登録番号:J21-0211
- 一般社団法人 熊本県労働基準協会/特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者[2名]/登録番号:4350
- 高所作業車運転技能講習(コベルコ教習所)修了[4名]
- 一般社団法人 ペストコントロール技術者[1名]/登録番号:第2023-15号
- 公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター/防除作業監督者[1名]
- 狩猟免許(わな猟)[4名]/登録:P43-2019-N000460
ロープ高所作業(特別教育)について
当社はロープ高所作業(特別教育)修了者[4名]を配置。急勾配屋根・高所外壁・吹き抜けなどの高所作業において、事前リスクアセスメント/二重確保(バックアップ)/器具・アンカー点検/立入管理等の安全手順に基づき作業を実施します。
安全・法令・保証
法令遵守
鳥獣保護管理法/外来生物法/労働安全衛生法 等
賠償責任保険
あいおいニッセイ同和損保:対人/対物 各1億円(1事故あたり)
保証(要点)
対象・期間:
アライグマ/イタチ/ネズミ/シロアリ=5年、コウモリ=2年(※条件により最長10年)
適用条件:当社基準の封鎖+衛生施工を実施/(任意)年1回点検
除外:構造劣化・第三者工事・増改築・自然災害・餌付け 等
初動SLA:保証内再発のご連絡から 24時間以内に初動連絡/最短当日〜3日以内に訪問
安全実績
労災・薬剤インシデント 0件(直近36か月)
法令遵守:捕獲許可・鳥獣保護管理法 等の違反 0件(通算)
方針・運用ポリシー
方針:最新機材×従来機材/最新工法×従来工法/自社開発器具を融合したハイブリッド工法をケースに応じて最適化
施工記録の開示と保管・再発防止を徹底
編集・監修
「当サイトの技術記事は現場担当が執筆し、藤井 靖光が全件監修。公的資料・SDSを参照し、誤りは確認後速やかに訂正します。」
苦情対応
「受付 → 24時間以内に初動連絡 → 現地確認 → 是正 → 書面報告の順で対応します。」
安全・薬剤
「薬剤は用途・希釈・保管を社内SOPで管理。近隣・室内の隔離・換気・養生を徹底します。」
画像・記録の扱い
「施工写真・報告書は7年間保管。個人情報はマスキングのうえ事例公開します。」
会社FAQ
記事一覧へ