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2023.10.02

コウモリ

放っておくと大変危険!コウモリによるさまざまな被害!

「コウモリ」といえば夜中に空を飛び回っているといったイメージでしょうか?
ただ飛び回っているだけで一見、人間の生活とはあまり縁が無いように思われます。しかしコウモリは実は家などに入ってきた場合、様々な害を及ぼすことで知られています。
そんなコウモリが及ぼす様々な被害について今回は解説していきたいと思います。

この記事を読んでいただければ、コウモリがいかに危険な動物か、対策が必要な動物であることがわかると思います。

放っておくと大変危険!コウモリによるさまざまな被害!

コウモリの被害が起きやすい場所について

コウモリの被害について説明する前に、コウモリがどのような場所を好んで巣を作るのか
解説していきたいと思います。

まずコウモリが好む場所には以下のような特徴があります。

    • ・雨風がしのげて暖かい場所
    • ・隙間のある場所
    • ・ぶら下がって休憩できるような場所
    ・虫などの餌がたくさんある場所

そして、このような条件を満たす場所として以下が挙げられます。

    • ・屋根裏
    • ・通気口(換気口・吸気口)やエアコンの隙間
    • ・雨戸(シャッター)の隙間
    • ・外壁の隙間
    • ・屋根や屋根瓦の隙間
    ・軒下

基本的にはコウモリは隙間のある場所を好み、2,3cmの隙間があれば
侵入することが出来ます。
多くの隙間があり、雨風をしのげる暖かい場所である人間の家は、
コウモリにとっては格好のすみかとなるのです。

コウモリによるさまざま被害について

コウモリが家の周りに現れ、侵入することによる被害は大きく分けて
「羽音や鳴き声による騒音」
「糞による衛生的な被害」
「寄生虫による被害」
「通気口などの通り道の被害」

の4つに分けられます。

ではそれぞれの被害について詳しく見ていきましょう。

鳴き声や羽音による騒音

騒音

コウモリの被害としてまず挙げられるのは「騒音」による被害です。

まずコウモリの鳴き声ですが、基本的には超音波で、人間の耳に聞こえることは殆どありません。
ただし危険を察知した場合は「キィキィ」などの人間に聞こえるような鳴き声を発することがあります。

それよりも騒音の被害の多くは羽音によるものです。
コウモリに棲みつかれた家に日没から夜間にかけてコウモリがバサバサと羽音を立てて戻ってきます。
部屋の中を飛び回るだけではなく、壁の狭い隙間からも侵入し、外壁と内壁の隙間で音を立てます。
またコウモリは夜行性のため、夜になると羽音などで騒音を出し、住んでいる方はあまりのうるささに眠れなくなるなどの精神的な被害を受けます。

コウモリの糞によるさまざまな被害

コウモリの被害で最も大きいものが糞(フン)による被害です。
壁の隙間に溜まった大量のコウモリのフンです。

コウモリのフン(屋根)
こちらは屋根瓦の下に溜まった大量のコウモリのフンです。

動画では壁の中に入ったコウモリが大量の糞をしており、壁を叩くと物凄い量の糞が溢れ出てきました。
特別このお宅の被害が大きいというわけではなく、コウモリに住み着かれた家の壁の中や屋根の上や瓦の下、軒下やベランダなどには軒並みこのような大量のフンをされています。

コウモリは一匹一匹は小さいですが、その小さい身体を維持するために排泄の頻度が非常に多く、また集団で棲み着くので、あっという間に糞の量は増えていきます。
コウモリの糞は5mm~10mm程度で、昆虫しか食べないため、触ると崩れやすいのが特徴です。

このような糞が家の中や周辺に溜まることにより、様々な被害をもたらします。

・悪臭

日に日に溜まっていく大量の糞や、コウモリ自体の獣臭により悪臭が漂います。
ちなみにコウモリの糞はドブのような臭いがします。
天井裏や家の周囲からこのような臭いがした場合、コウモリに棲み着かれている可能性があります。
さらにこの臭いによって、別のコウモリを引き寄せてしまう原因となることがあります。
特に梅雨時は、強い悪臭が漂い、体調を壊してしまう方もいるようです。

・カビなどによるアレルギー症状

溜まった糞にはカビが発生し、それが乾燥すると崩れて空気中に舞い散ります。
それを吸い込んだ場合、アレルギー症状が引き起こされる場合があります。

・病原菌などのウイルスの媒介

コウモリの糞による被害でもっとも危険なものは病原菌などのウイルスの媒介です。
コウモリの糞にはたくさんのばい菌がついており、乾燥し空気中に舞い散った糞を吸い込んだ場合、以下のような感染症などを引き起こす恐れがあります。

●ハンタウイルス感染症
急な発熱や、頭痛、悪寒、だるさや腹痛、嘔吐を発症し、重症化した場合、死に至る恐れがあります。

●ヒトプラズマウイルス
発熱や、咳が止まらない、筋肉痛、胸痛、倦怠感を発症し、まれに高熱や呼吸困難に陥ることもあります。

●ニパウイルス感染症
発熱、頭痛、めまい、嘔吐、けいれんなどを伴い、重症化した場合死に至る恐れがある。

●ヘンドラウイルス感染症
コウモリから馬へと感染し、馬から人へと感染する。
高熱や心拍数の上昇、呼吸困難や肺炎、髄膜炎を引き起こす。

●リッサウイルス感染症
コウモリの唾液にウイルスが含まれており、噛まれたり引っ掻かれたりした場合に感染する恐れがあります。狂犬病の症状と非常によく似ており、頭痛、発熱、だるさや興奮の中枢神経症状を発症する場合もある。最終的には呼吸困難から死に至る。

●アルボウイルス感染症
コウモリに寄生しているダニなどから媒介される。
殆どは無症状だが稀に関節痛や皮膚のかぶれ、脳炎や出血熱を発症することもある。

いずれも報告例は少ないですが、殆どが死に至る恐れのある病原菌のため注意が必要です。

・汚染

天井に棲み着かれ大量に糞をされた場合、その場所が腐って天井にシミを作ったり、最悪の場合天井が抜ける恐れがあります。
また飛びながら糞をすることもあるので、洗濯物や外壁などを汚す恐れもあります。

さらに侵入口となるコウモリの出入りする場所が黒ずんで変色してしまったり、
トタンなどでは、サビの原因となる場合もあります。

コウモリに寄生している虫による被害

マダニ

コウモリの身体には非常にたくさんのダニやノミが寄生しています。
また、コウモリの糞尿からはコウモリマルヒメダニ」「コウウモリマダニ」「コウモリトコジラミ」の3種のダニが媒介されます。
これらの寄生虫が室内に侵入し、首や手足などの肌が露出している部分に噛みつき吸血します。
噛まれた部分は赤く腫れ強いかゆみを伴います。

通気口や換気扇・エアコンの故障などの被害

換気口

コウモリは通気口(換気口、吸気口)や換気扇、エアコンなどの隙間にも入り込みます。
入り込んだコウモリがそのまま死んでしまうと、故障の原因になります。
また死んだコウモリが腐臭を放ちます。
こういった空気の通り道にコウモリが住み着くことにより、前述したとおり寄生虫などを媒介することとなります。

まとめ~コウモリ駆除や対策は専門の業者に依頼することをオススメします

このように様々な被害をもたらすコウモリですが、ご自身で駆除や対策・清掃等を行うことは、以下の理由であまりオススメしておりません。

・コウモリは無許可で捕獲・駆除することは出来ない

コウモリを含む害獣などの野生生物は「鳥獣保護管理法」により、無許可で捕獲と駆除を行うことは禁じられています。

・侵入しそうな隙間をすべて塞ぐのは難しい

記事の最初の方でもいいましたが、コウモリは数センチの隙間からでも侵入してきます。
知識のない方にとって、家屋全体のあらゆる隙間を塞ぐことは不可能に近いといえます。
普通は気づかないような隙間からでもコウモリは入ってきます。

・糞の清掃が大変

悪臭や病原菌、アレルギーの原因ともなる大量の糞を清掃するのは想像以上に危険で重労働です。地面に落ちている糞を掃くぐらいでしたら簡単ですが、屋根の隙間や屋根裏の清掃を行うのには危険が伴います。
このようにご自身ですべての対策や清掃を行うにはやはり限界があります。

「なかなかコウモリを追い出せない。」「糞の掃除が大変すぎる。病気になりそうで心配…」
と思われた方は、一度専門の業者に対策や清掃の相談をしてみてはいかがでしょうか?

プログラントでは経験豊富なペストコントロール技術者などの有資格者が、追い出しから・侵入口の封鎖、清掃消毒までしっかり行います。
調査・お見積りは無料で行っておりますので、ご自宅などの建物がコウモリに被害にあわれた方、家の周りにコウモリが飛んだり止まってたりして被害が発生しているかもと不安に感じられた方はお気軽にご相談ください。

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緊急対応:7:00–22:00(年中無休/災害時は安全最優先の運用)

取扱分野

シロアリ防除/ハチ・害虫防除
害獣(アライグマ・イタチ・ネズミ)対策
害鳥対策
床下環境改善/住宅基礎補修
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実績ハイライト

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(1992–2025)

30,000件超

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定義:受付時間 7:00–16:00 の新規受付に対し 当日17:00までに訪問開始できた割合(警報発令・道路寸断日は母数除外)

主要資格・講習(抜粋)

  • 建築物ねずみこん虫等防除業登録(熊本県)/熊市保30ね第1号
  • 公益社団法人 日本しろあり対策協会/しろあり防除士[6名]/登録番号:13510
  • 公益社団法人 日本しろあり対策協会/蟻害・腐朽検査士[2名]/登録番号:熊本県-17-0042
  • 公益社団法人 日本木材保存協会/木材保存士[1名]
  • 一般社団法人 住宅基礎コンクリート保存技術普及協会/住宅基礎コンクリート保存技術士[4名]/登録番号:J21-0211
  • 一般社団法人 熊本県労働基準協会/特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者[2名]/登録番号:4350
  • 高所作業車運転技能講習(コベルコ教習所)修了[4名]
  • 一般社団法人 ペストコントロール技術者[1名]/登録番号:第2023-15号
  • 公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター/防除作業監督者[1名]
  • 狩猟免許(わな猟)[4名]/登録:P43-2019-N000460

ロープ高所作業(特別教育)について

当社はロープ高所作業(特別教育)修了者[4名]を配置。急勾配屋根・高所外壁・吹き抜けなどの高所作業において、事前リスクアセスメント/二重確保(バックアップ)/器具・アンカー点検/立入管理等の安全手順に基づき作業を実施します。

安全・法令・保証

法令遵守

鳥獣保護管理法/外来生物法/労働安全衛生法 等

賠償責任保険

あいおいニッセイ同和損保:対人/対物 各1億円(1事故あたり)

保証(要点)

対象・期間:
アライグマ/イタチ/ネズミ/シロアリ=5年、コウモリ=2年(※条件により最長10年)

適用条件:当社基準の封鎖+衛生施工を実施/(任意)年1回点検

除外:構造劣化・第三者工事・増改築・自然災害・餌付け 等

初動SLA:保証内再発のご連絡から 24時間以内に初動連絡/最短当日〜3日以内に訪問

安全実績

労災・薬剤インシデント 0件(直近36か月)

法令遵守:捕獲許可・鳥獣保護管理法 等の違反 0件(通算)

方針・運用ポリシー

方針:最新機材×従来機材/最新工法×従来工法/自社開発器具を融合したハイブリッド工法をケースに応じて最適化

施工記録の開示と保管・再発防止を徹底

編集・監修

「当サイトの技術記事は現場担当が執筆し、藤井 靖光が全件監修。公的資料・SDSを参照し、誤りは確認後速やかに訂正します。」

苦情対応

「受付 → 24時間以内に初動連絡 → 現地確認 → 是正 → 書面報告の順で対応します。」

安全・薬剤

「薬剤は用途・希釈・保管を社内SOPで管理。近隣・室内の隔離・換気・養生を徹底します。」

画像・記録の扱い

「施工写真・報告書は7年間保管。個人情報はマスキングのうえ事例公開します。」

会社FAQ

Q1. 対応している生物は?
A. シロアリ/ハチなどの害虫、アライグマ・イタチ・ネズミなどの害獣、ハト等の害鳥に対応します。
Q2. 対応エリアと受付時間は?
A. 熊本・佐賀・福岡南部。受付は7:00–22:00(年中無休)です。
Q3. 見積や調査は有料ですか?
A. 基本無料です。遠隔地・高所特殊作業などは事前同意のうえ調査費をお願いする場合があります。
Q4. 連絡してからの初動と訪問の目安は?
A. ご連絡から24時間以内に初動連絡/最短当日〜3日以内に訪問(災害や道路寸断時を除く)です。
Q5. 施工の流れを教えてください。
A. 受付 → 現地調査 → お見積り → 封鎖+衛生施工 → 報告書提出(提出率100%・平均10日)の順です。
Q6. 保証はありますか?
A. アライグマ/イタチ/ネズミ/シロアリ=5年、コウモリ=2年(条件により最長10年)。当社基準の封鎖+衛生施工が条件です。
Q7. 料金の目安と増減要因は?
A. 住戸の構造、封鎖箇所数、最小開口サイズ、衛生処理範囲、足場・高所作業の有無で変動します。お見積り時に明細で提示します。
Q8. 安全・薬剤の取り扱いは?
A. SDS(安全データシート)に基づき希釈・保管・養生・換気をSOPで管理。近隣配慮と室内安全を徹底します。
Q9. 写真や個人情報の扱いは?
A. 施工写真・報告書は7年間保管。公開時はお客様名・住所・電話番号等の個人情報をマスキング(非表示)し、位置情報(Exif/GPS)等のメタデータは削除します。第三者への提供はご本人の同意または法令に基づく場合のみ行います。
Q10. 支払い方法と保険は?
A. 現金・銀行振込・主要キャッシュレスに対応(詳細はお見積り時にご案内)。賠償責任保険は対人/対物 各1億円(あいおいニッセイ同和損保)に加入しています。

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