イタチは様々な小動物などを捕食し、生活しています。
そのため、イタチは人間にとって悪影響をもたらす場合があります。
小動物と侮るなかれ。実は大変危険な生き物なのです。
今回の記事では、イタチの持つ病原菌や、イタチが及ぼす健康被害について解説していきます。
イタチが及ぼす健康被害
イタチは体中にダニやノミ、病原菌を沢山付着させています。
直接触るのは絶対に避けて下さい。触れたことでの媒介される病気については後ほど解説いたします。
イタチに触れなくても健康を害する場合があります。
それは”精神的な健康被害”です。
イタチの出す騒音や、悪臭で身も心もやられてしまう方は多いです。
深刻に考えるべき課題とも言えます。
イタチは夜行性ですので、昼間よりも夜に活発に行動します。夜中に屋根裏でドタバタと走り回ったりします。
得体の知れないものが天井でゴソゴソしているのは、恐怖です。
不眠の原因になったり、精神的な負担はもちろんのこと、うつ病や、高血圧、糖尿病など、一見関係なさそうな病気を引き起こしたりします。
絶対に侮ることは出来ません。
現在イタチの被害に遭われている方も、ぜひ最後まで読んでいただき、不安がない生活を取り戻せるようお力になれればと思います。
屋根裏で生活された場合、糞尿被害もあります。
イタチは肛門に臭腺を持っており、外敵に襲われたりした際に臭気を放つのですが、よく臭いと言われる有名な動物スカンクと同じ臭腺を持っているのです。
ですので、イタチの糞は他の動物と比べても、非常に臭いです。
そんな糞が屋根裏に溜まっていくと考えてみて下さい。
絶対に防ぎたいですよね。衛生的な面のみならず、精神的な面からいっても、イタチがもたらす被害というものは決して侮れないものがあります。
イタチの気になる生態についてはこちらから御覧ください。
イタチの持つ病原菌
イタチは体中に沢山の菌を保菌しているとお伝えしました。
では、実際どのような病原菌を持っているかを解説していきたいと思います。
サルモネラ菌
【特徴】サルモネラ菌は、よく聞く名前だと思います。自然界に広く派生している菌で、食中毒を引き起こす菌として有名です。
乾燥に強く、少量でも発症します。
また、高湿度下や35~43℃で活発に増殖します。一方、低温7℃以下では発育できないと言われています。(死滅するわけではありません。)
加熱に弱いため、食物の場合はよく加熱することでサルモネラ菌は死滅します。
【症状】サルモネラ菌が体内に入り8~48時間の潜伏期間を経て悪心や嘔吐の症状が現れ、数時間後に腹痛や下痢を引き起こします。
種類によっては3~4日の潜伏期間があります。下痢や嘔吐は3~4日ありますが、1週間ほど続く場合もあります。
症状は比較的軽く、一般的には自然治癒します。しかし、小児や高齢者は脱水症状を引き起こし命にかかわる場合もあります。
【予防】不用意に接触してしまった場合には、手洗いを徹底しましょう。
レプトスピラ菌
【特徴】保菌動物の尿から主に感染し、尿で汚染された土壌、水からも感染します。尿で汚染された土壌や水に接触した際に、皮膚や粘膜から体内に侵入します。
稀に、ヒトからヒトへの感染症例もあります。
【症状】通常5日~14日(まれに21日)の潜伏期間を経て、風邪症状程度で収まる場合と、腎機能障害や黄疸など重症型まで多様な症状を示します。
重症の場合、潜伏期間を経て発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、腹痛、結膜充血などの症状が現れ、発症後4~6日頃に黄疸が出現し、出血傾向が強くなります。
初期診断は困難です。軽症型の方は予後は良好ですが、重症型の方は早期治療が行われない場合、20~30%の死亡率があります。
【予防】保菌動物が発生している地域での、溜まり水など不要に接触しないようにすることです。
接触してしまった場合には、しっかりと手を洗うか、抗菌薬の飲用も効果はありますが、長期間の服用はお勧めできません。
ペスト菌
【特徴】ペスト菌という細菌によって引き起こされる動物とヒトの感染症です。ペスト菌は熱や日光に弱く、体外では長時間に渡って生存できません。
ペスト菌はノミが保有しており、それを媒介した野生動物などに接触することでヒトに感染します。ヒトからヒトへの感染も咳などを介し飛沫感染します。
【症状】腺ペスト、敗血症ペスト、肺ペストの3つに分けられる。
●腺ペスト…38.0℃以上の高熱が出て、頭痛、悪寒、倦怠感、不快感、食欲不振、嘔吐、筋肉痛などの全身症状に加え、鼠径部、腋窩、頭部などのリンパ節腫脹、及び膿瘍。
●敗血症ペスト…急激なショック及び、昏睡、手先の壊死、紫斑など。
●肺ペスト…強烈な頭痛、嘔吐、39~41℃の高熱。急激な呼吸困難、血痰。
【予防】保菌動物にむやみやたらに近づかない、触らないを徹底することです。
鼠咬症スピリウム、モニリホルムレンサ桿菌
【特徴】鼠咬症による感染症は、動物由来の感染症です。鼠咬症には2種類の病原菌がいるとされています。感染する病原体によっても病気の症状が異なります。
【症状】モニリホルムレンサ桿菌と鼠咬症スピリウムの2種類に分けられます。
●モニリホルムレンサ桿菌…発熱や筋肉痛、悪寒などインフルエンザのような症状が現れます。痛みを伴う多発性関節症を引き起こす場合もあります。
合併症としては、心内膜炎、心膜炎、臓器における膿腫形成、肺炎、肝炎などがあり、治療しない場合には死亡することもあります。
●鼠咬症スピリウム…症状はモニリホルムレンサ桿菌感染症とよく似ているものの、リンパ節の腫脹があります。関節炎を伴うことは少ないとされています。
こちらも治療しなければ死亡することがあります。
【予防】予防策としては、保菌動物に触れたりしないこと。保菌動物を駆除することが挙げられます。
ハンタウイルス
【特徴】ハンタウイルスという菌の感染症で重篤な人獣共通感染症です。この感染症には腎症候性出血熱(HFRS)とハンタウイルス肺症候群(HPS)の2つの病型があり、それぞれ、腎臓と肺の症状が特徴的です。
【症状】先にも書いた通り、2種類に分けられる。
●腎症候性出血熱…10~20日の潜伏期間の後に突然の発熱、頭痛、悪寒、脱力、めまい、背部痛、腹痛、嘔吐が生じ、目の充血、発疹などの出血症状が見られることもあります。また、重症型は、低血圧やショック、尿の増減、強い腎機能障害を起こし、死に至る場合もあります。
●ハンタウイルス肺症候群…1~5週間ほどの潜伏期間があり、突然の発熱、悪寒、頭痛が見られ、その後、呼吸困難、酸素欠乏状態が急激に出現します。めまい、関節痛、背部痛、胸痛、腹痛、発汗および咳がみられ、まれに鼻汁や咽喉痛があります。
【予防】予防接種は我が国にはありません。保菌動物と接触をしないようにすることが予防です。
イタチによるダニ・ノミ被害
イタチにはダニやノミが大量に付着しています。そんなイタチの体が媒介となって家中がダニやノミだらけになってしまうこともあります。
ダニやノミは恐ろしい感染症の引き金になります。
ダニの被害
アトピーやアレルギー性喘息の7~8割がダニなどのハウスダストが原因だと言われています。
特にダニの標的になりやすいのは子どもです。ダニは皮膚の柔らかい部分を好みます。子供の皮膚は、大人と比べて薄いので、ダニの被害に遭いやすいです。
ダニがきっかけで子どもがアレルギーになることも少なくありません。
アトピーやアレルギー性の喘息は一度発症すると、完治は難しくなります。この先何十年も付き合わなくてはならなくなります。
ノミの被害
ノミはダニに比べると刺される頻度は低いですが、非常に強いかゆみを引き起こします。
ノミもダニと同じく「ノミアレルギー性皮膚炎」というアレルギー性皮膚炎を起こします。
病気にならないために
病気にならないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。2つのポイントに絞ってお伝えします。
イタチを駆除する
病気にならないようにするために、根源を絶つ必要があります。
ズバリ”イタチを駆除”することです。
ただし、イタチ駆除はかなりの難易度を伴います。イタチは見た目によらず凶暴な生き物で、襲ってきたり、ペットを襲ったりなどの被害もあります。
そして、イタチは鳥獣保護管理法という法律で守られています。個人で無許可で処理をすると法律違反に罰せられることがあります。
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調査方法インターネット 調査
調査概要2022年2月 サイトのイメージ 調査
調査提供日本トレンドリサーチ
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害獣・害虫・害鳥の スペシャリスト
藤井 靖光(Yasumitsu Fujii)
株式会社プログラント 代表取締役
拠点・連絡先
熊本本社
〒861-8002 熊本県熊本市北区弓削6丁目27-19
佐賀営業所
〒849-0937 佐賀県佐賀市鍋島3丁目9-5
お問い合わせ(代表)
緊急対応:7:00–22:00(年中無休/災害時は安全最優先の運用)
取扱分野
実績ハイライト
個人(藤井)調査実績
(1992–2025)
会社累計調査実績
(創業〜2025)
Google口コミ(熊本本社 334件)
Google口コミ(佐賀営業所 76件)
初回訪問スピード
最短当日訪問率 85%
報告書提出率
平均提出 10日
脚注:「個人=1992–現在」「会社=創業–現在(自社請負分)」
口コミ出典:Googleビジネスプロフィール[2025-08-12 時点]
定義:受付時間 7:00–16:00 の新規受付に対し 当日17:00までに訪問開始できた割合(警報発令・道路寸断日は母数除外)
主要資格・講習(抜粋)
- 建築物ねずみこん虫等防除業登録(熊本県)/熊市保30ね第1号
- 公益社団法人 日本しろあり対策協会/しろあり防除士[6名]/登録番号:13510
- 公益社団法人 日本しろあり対策協会/蟻害・腐朽検査士[2名]/登録番号:熊本県-17-0042
- 公益社団法人 日本木材保存協会/木材保存士[1名]
- 一般社団法人 住宅基礎コンクリート保存技術普及協会/住宅基礎コンクリート保存技術士[4名]/登録番号:J21-0211
- 一般社団法人 熊本県労働基準協会/特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者[2名]/登録番号:4350
- 高所作業車運転技能講習(コベルコ教習所)修了[4名]
- 一般社団法人 ペストコントロール技術者[1名]/登録番号:第2023-15号
- 公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター/防除作業監督者[1名]
- 狩猟免許(わな猟)[4名]/登録:P43-2019-N000460
ロープ高所作業(特別教育)について
当社はロープ高所作業(特別教育)修了者[4名]を配置。急勾配屋根・高所外壁・吹き抜けなどの高所作業において、事前リスクアセスメント/二重確保(バックアップ)/器具・アンカー点検/立入管理等の安全手順に基づき作業を実施します。
安全・法令・保証
法令遵守
鳥獣保護管理法/外来生物法/労働安全衛生法 等
賠償責任保険
あいおいニッセイ同和損保:対人/対物 各1億円(1事故あたり)
保証(要点)
対象・期間:
アライグマ/イタチ/ネズミ/シロアリ=5年、コウモリ=2年(※条件により最長10年)
適用条件:当社基準の封鎖+衛生施工を実施/(任意)年1回点検
除外:構造劣化・第三者工事・増改築・自然災害・餌付け 等
初動SLA:保証内再発のご連絡から 24時間以内に初動連絡/最短当日〜3日以内に訪問
安全実績
労災・薬剤インシデント 0件(直近36か月)
法令遵守:捕獲許可・鳥獣保護管理法 等の違反 0件(通算)
方針・運用ポリシー
方針:最新機材×従来機材/最新工法×従来工法/自社開発器具を融合したハイブリッド工法をケースに応じて最適化
施工記録の開示と保管・再発防止を徹底
編集・監修
「当サイトの技術記事は現場担当が執筆し、藤井 靖光が全件監修。公的資料・SDSを参照し、誤りは確認後速やかに訂正します。」
苦情対応
「受付 → 24時間以内に初動連絡 → 現地確認 → 是正 → 書面報告の順で対応します。」
安全・薬剤
「薬剤は用途・希釈・保管を社内SOPで管理。近隣・室内の隔離・換気・養生を徹底します。」
画像・記録の扱い
「施工写真・報告書は7年間保管。個人情報はマスキングのうえ事例公開します。」
会社FAQ
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