ネズミ被害は、飲食店経営者にとって悪夢とも言える問題です。
飲食店によくみられる被害
店舗や家屋に侵入するネズミの種類として、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミが挙げられますが、一般家庭や飲食店などに被害をもたらすネズミのほとんどがクマネズミによるものです。
ドブネズミ | クマネズミ | ハツカネズミ | |
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体長 | 約20~26cm | 約15~20cm | 約5.5~10cm |
体重 | 150~550g | 100~200g | 10~20g |
形態 | 大型:耳は小さく厚みがある・折りたたんでも眼を覆わない・胸部の毛色は白あるいは灰色・手足の甲は白 | 中型:耳は大きい・折りたたむと眼を覆う・胸部や手足の甲は黄褐色 | 小型:体の割に耳が大きい・個体差もあるが腹部は白い |
食性 | 雑食性(植物質の他に魚介類・肉など動物質のものも好む) | 植食性(穀物・種実など植物質のもの) | 植食性(穀物・種子・野菜などクマネズミと同じ) |
性格 | 獰猛・気性が荒い | 臆病・警戒心が強い | 好奇心旺盛・警戒心はあまり強くない |
食品等を取り扱う飲食店は、ネズミにとって「餌の宝庫」といえます。
飲食店のビルが建ち並んでいたり、地下であったりなどの立地条件は、ネズミの好む場所といえるでしょう。
ねずみの駆除とその重要性
環境問題や健康被害の観点から、建物や家の中に害虫が入った際の適切な処理が非常に重要です。今回は、実際の事例を基にして、しっかりとしたネズミ駆除のコツや、おすすめの駆除業者の選び方を紹介します。
ネズミは、食材を求めて家の中に入ります。そのため、食べ物の残りかすや商品の処分は非常に重要です。
ねずみは特に電気コードや配線をかじったり、穴を開けて隠れる習性があるため、発見がにくいケースも多いです。
ネズミ=害獣
飲食店にとっては、より深刻かつ経済的ダメージをもたらす可能性が高いため、一般のご家庭よりも更に注意を必要とします。
痕跡を確認し、害獣の出入り経路を見つける
ネズミの糞や巣を見つけた際は、その出入り経路を探すことがコツです。隠語ではなく、実際の状態や内容を確認することで、駆除の効果を上げることができます。被害として挙げられるのが大きく分けて「衛生面」「経済面」「安全面」の3つになります。
衛生面の被害
ネズミによる衛生面の被害は、飲食店にとって重大な問題です。ネズミは病原菌を保有しており、その足や体にこれらの微生物を運びます。このことから、食材や調理場に触れるネズミは、感染源として大きなリスクをもたらす可能性があります。
彼らの噛み跡や糞尿は、食品の汚染源となります。食品に触れることで、ネズミが持ち込んだ病原菌が広がり、食品中に混入します。これにより、食中毒や感染症のリスクが急激に高まります。特に生の食材や生肉などは、熱を通さずに摂取されることが多く、そのままの状態で病原菌が摂取される可能性があります。
ネズミが飲食店内で活動すると、彼らの足や体が接触する表面も汚染されるおそれがあります。このため、ネズミのいた場所や彼らが触れた可能性のある箇所は、しっかりと清掃・消毒する必要があります。しかし、ネズミの活動範囲は広く、特定箇所だけを清掃するだけでは完全な予防は難しいことがあります。
食材や調理器具の清潔さは、飲食店の評判や信頼性に大きく影響を及ぼします。ネズミによる汚染は、その評判を傷つけ、お客様からの信頼を損なう可能性があります。そのため、飲食店経営者はネズミ被害を防ぐために、食材の保管と処理の徹底管理、定期的な清掃・消毒作業を怠らずに行うことが不可欠です。
それらの病原菌が、食品や食器、食品を扱う調理器具等に付着する恐れが十分にあります。
アルコールなどでいくらこまめに消毒を行っていたとしても、完全に除去できる可能性はゼロに近いです。
経済面の被害
上記の病原菌の媒介により食中毒が発生した場合の経済的損失は計り知れないです。
ネズミによる経済面での被害は、飲食店にとって致命的な影響を及ぼす可能性があります。その小さな体がもたらす経済的損失は、食材や施設の被害だけでなく、リピーターや新規客の獲得、そして評判にまで波及します。
まず、ネズミは食材や貯蔵品を荒らし、汚染することがあります。食材がネズミによって噛まれたり、糞尿が付着することで、その品質が低下し、利用できなくなる可能性があります。このため、飲食店は多くの食材を廃棄する必要が生じ、その結果、無駄な費用が発生します。
ネズミが食品や施設を荒らすことで、再補充や修復作業が必要になります。噛み跡や糞尿によって損傷を受けた食品や調理器具を交換する必要が出てくるため、予算が圧迫されることがあります。また、ネズミの活動によって建物や設備にダメージが生じることもあり、修復にかかるコストも増加するでしょう。
ネズミ被害は飲食店の評判にも大きな影響を及ぼします。食材や店内の汚染、ネズミの存在が明らかになると、顧客の信頼が損なわれることがあります。不衛生な状態やリスクの高まりによって、お客様の来店が減少し、収益が減少する可能性があります。また、口コミやSNSを通じて広がるネガティブな評判は、長期的なイメージダウンになりダメージをもたらすことがあります。
総じて、ネズミによる経済面での被害は、飲食店の運営に深刻な打撃を与えることがあると言えます。食材の廃棄や交換、施設の修復にかかる費用、顧客の減少と評判の低下など、これらの結果によって経済的な損失が膨れ上がる可能性があります。したがって、ネズミ被害を防ぐための対策と予防が喫緊の課題となります。
安全面の被害
ネズミによる安全面の被害は、飲食店において重大なリスクをもたらす可能性があります。
ネズミの活動は、電気設備やガス管などの設備に深刻な影響を及ぼすことがあり、最悪の場合は火災や停電といった危険な状況を引き起こす可能性があります。
ネズミは、電線やケーブルをかじることが好きです。彼らが電線やケーブルをかじると、断線や漏電が発生するおそれがあります。これにより、飲食店内の電気設備が正常に機能せず、営業に支障が生じる可能性があります。さらに、漏電が発生すれば火災の原因にもなります。火災の危険性は飲食店内での被害だけでなく、周囲の建物や住民にも広がります。
ネズミがガス管をかじることで、ガス漏れが発生する危険性もあります。ガス漏れは爆発や火災のリスクを増大させ、人命にも大きな影響を及ぼす可能性があります。飲食店は厨房内でガスを使用することが一般的であり、ガス漏れによる危険は非常に深刻です。
ネズミの活動によって建物や設備が損傷することもあります。彼らが穴を掘ったり、壁や床材を噛むことで、建物の強度が低下し、安全性が損なわれるおそれがあります。崩れたり倒壊したりするリスクは、従業員やお客様の安全に直接的な影響を及ぼす可能性があります。
ネズミによる安全面の被害を防ぐためには、飲食店内の設備の定期的な点検や補修が重要です。また、ネズミの侵入を防ぐために建物の絶縁や閉じ込め策を採用することも有効です。安全対策は飲食店の運営において欠かせない要素であり、ネズミ被害による安全リスクを最小限に抑えることが求められます。
飲食店舗であるからこそ発生し、ネズミがもたらすリスクに注意し被害を大きくしないことが最も大切です!
一度でもネズミがもたらす被害に遭うとどうしても不快感を覚えてしまいます。
それが飲食店を経営されている方においては、信頼性・衛生面というのが重視されることからもネズミ被害によるお客様からの悪評や信頼性を失ってしまいます。
こうなると、ネズミは飲食店の天敵といえるのではないでしょうか。
ネズミを甘くみて放置しておけば、当然のように繁殖します。
そして繁殖に比例するかのように被る被害は限りなく大きくなる一方です。
いずれにしても放置することは得策ではありません。
ネズミがもたらす二次災害を阻止するためにも退治はとても大事です!
もしかしたらネズミかな???
そう思われたら一刻も早い段階での駆除に踏み出しましょう。
サイトマップを利用して、駆除業者を選ぶ
多くの駆除業者がサイトマップ上に料金やサービス内容を明記しています。価格だけでなく、使用する剤や器具、処理方法の詳しい解説が含まれているかを確認し、信頼できる業者を選んでください。
SNSや口コミでの業者の評価をチェック
実際に業者を利用した人の意見や評価は、業者選びの際に役立つ情報となります。SNSや口コミサイトでの評価をしっかりと確認しましょう。
食材や商品の管理と保健所の通報
店内の清掃や食材の管理が不十分な場合、保健所から営業停止の通報を受けるリスクが高まります。特にゴキブリはサルモネラ菌などの菌を運ぶことが知られているため、健康被害を防ぐための処理が必要です。
活動や行動時間はいつ??
基本的には夜間に活動するネズミですが...
明るい光の射すお昼でもエサなどを求めて行動しているのです。
ネズミは暗くならないと行動できないのではなく、ネコやカラスの外敵から身をまもるために夜行動するのです。
●屋外で活発に行動する時間帯>日没後から夜明け前
●屋内で活発に行動する時間帯>私たち人間の生活時間帯で左右され人間が活動しない時間
こうみると、私たちが寝る時間頃から聞こえてくる天井音も気になるのがわかります。
ネズミの妊娠期間ってどのくらいなの??
人間の妊娠期間は十月十日といわれています。では、ネズミはどうなのでしょう...
ネズミはオス一匹に対し多数のメスと暮らし、兄弟間・親子間でも繁殖行為があります。
「ネズミ算」という言葉があるくらい、とても繁殖力が強いのです。
*ネズミ算とは期間中にネズミがどれだけ増えるかという計算問題
種 類 | 繁 殖 期 | 妊娠期間 | 平均出産数 | 年間妊娠数 |
ドブネズミ | 通年⇒春~秋 | 約25日 | 5~7匹 | 5~6回は可能 |
クマネズミ | 通年⇒ 夏 | 約25日 | 5~7匹 | 5~6回は可能 |
ハツカネズミ | 通年⇒春~秋 | 約20日 | 約10匹 | 6~10回は可能 |
増加しやすい傾向にあるのは妊娠期間が20日(名前の由来)であるハツカネズミです。
ネズミを一匹見かけたら数十匹潜んでいると考えられます!
飲食店でのネズミ駆除はおまかせください!
ここまでお話したとおり飲食店にネズミに侵入された場合、「衛生面」「経済面」「安全面」において多大な被害が発生します。
被害が拡大する前にお早めにご相談ください!
弊社では無料で調査、お見積りをいたします!
疑問点やご不明点、その他ご相談など、専門スタッフが丁寧にお答えいたしますので、お気軽にお尋ねください。
ネズミを完全駆除し、飲食店様が安心して営業できるよう対応いたします!
お問合せにつきましては、弊社ホームページのお問合せフォームに記入して頂くかお気軽にお電話下さい。
まとめ
飲食店経営者にとって、害虫駆除は緊急かつ不可欠な課題です。特にネズミの存在は、衛生や健康へのリスクを引き起こす可能性があります。そのため、適切な駆除対策と衛生管理の徹底が求められます。
飲食店がネズミの被害に遭うことは、お客様にとっては不快で信頼性を損なう可能性があります。食品を求めて侵入するネズミは、食品の残りかすやゴミを餌とし、そこで病原菌を広める可能性があります。これにより、食品衛生上の問題が生じることは避けられません。
ネズミの駆除と予防対策には、数つの重要なポイントがあります。まず、徹底した衛生管理が求められます。食材やゴミを放置せず、清潔な環境を保つことがネズミの侵入を防ぐ第一歩です。また、餌源の排除も重要であり、食材や飲食物をしっかりと封じて、ネズミにアクセスしにくい場所に保管することが必要です。
さらに、建物の外側からの侵入を防ぐために、経路や穴を塞ぐなどの防御策を設置することも効果的です。しかし、最も重要なのは、専門業者の協力を得ることです。経験豊富な駆除業者に相談し、現地調査を行った上で適切な対策を講じることが大切です。業者は専門知識を持ち、効果的な駆除方法を提案してくれるでしょう。
飲食店経営者は、害虫駆除に関する情報を正しく理解し、定期的な駆除作業や点検を行うことが求められます。駆除作業や衛生管理の状況を常に監視し、害虫の再発を防ぐための努力を続けることが、信頼性を示す重要な一環です。
総じて、害虫駆除は飲食店経営者にとって、お客様の健康と快適な環境を守るための使命となります。適切な対策を講じ、清潔で健全な食事環境を提供することで、信頼を築き、成功を追求する道を歩むことができるでしょう。
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藤井 靖光(Yasumitsu Fujii)
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取扱分野
実績ハイライト
個人(藤井)調査実績
(1992–2025)
会社累計調査実績
(創業〜2025)
Google口コミ(熊本本社 334件)
Google口コミ(佐賀営業所 76件)
初回訪問スピード
最短当日訪問率 85%
報告書提出率
平均提出 10日
脚注:「個人=1992–現在」「会社=創業–現在(自社請負分)」
口コミ出典:Googleビジネスプロフィール[2025-08-12 時点]
定義:受付時間 7:00–16:00 の新規受付に対し 当日17:00までに訪問開始できた割合(警報発令・道路寸断日は母数除外)
主要資格・講習(抜粋)
- 建築物ねずみこん虫等防除業登録(熊本県)/熊市保30ね第1号
- 公益社団法人 日本しろあり対策協会/しろあり防除士[6名]/登録番号:13510
- 公益社団法人 日本しろあり対策協会/蟻害・腐朽検査士[2名]/登録番号:熊本県-17-0042
- 公益社団法人 日本木材保存協会/木材保存士[1名]
- 一般社団法人 住宅基礎コンクリート保存技術普及協会/住宅基礎コンクリート保存技術士[4名]/登録番号:J21-0211
- 一般社団法人 熊本県労働基準協会/特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者[2名]/登録番号:4350
- 高所作業車運転技能講習(コベルコ教習所)修了[4名]
- 一般社団法人 ペストコントロール技術者[1名]/登録番号:第2023-15号
- 公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター/防除作業監督者[1名]
- 狩猟免許(わな猟)[4名]/登録:P43-2019-N000460
ロープ高所作業(特別教育)について
当社はロープ高所作業(特別教育)修了者[4名]を配置。急勾配屋根・高所外壁・吹き抜けなどの高所作業において、事前リスクアセスメント/二重確保(バックアップ)/器具・アンカー点検/立入管理等の安全手順に基づき作業を実施します。
安全・法令・保証
法令遵守
鳥獣保護管理法/外来生物法/労働安全衛生法 等
賠償責任保険
あいおいニッセイ同和損保:対人/対物 各1億円(1事故あたり)
保証(要点)
対象・期間:
アライグマ/イタチ/ネズミ/シロアリ=5年、コウモリ=2年(※条件により最長10年)
適用条件:当社基準の封鎖+衛生施工を実施/(任意)年1回点検
除外:構造劣化・第三者工事・増改築・自然災害・餌付け 等
初動SLA:保証内再発のご連絡から 24時間以内に初動連絡/最短当日〜3日以内に訪問
安全実績
労災・薬剤インシデント 0件(直近36か月)
法令遵守:捕獲許可・鳥獣保護管理法 等の違反 0件(通算)
方針・運用ポリシー
方針:最新機材×従来機材/最新工法×従来工法/自社開発器具を融合したハイブリッド工法をケースに応じて最適化
施工記録の開示と保管・再発防止を徹底
編集・監修
「当サイトの技術記事は現場担当が執筆し、藤井 靖光が全件監修。公的資料・SDSを参照し、誤りは確認後速やかに訂正します。」
苦情対応
「受付 → 24時間以内に初動連絡 → 現地確認 → 是正 → 書面報告の順で対応します。」
安全・薬剤
「薬剤は用途・希釈・保管を社内SOPで管理。近隣・室内の隔離・換気・養生を徹底します。」
画像・記録の扱い
「施工写真・報告書は7年間保管。個人情報はマスキングのうえ事例公開します。」
会社FAQ
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