飲食店でネズミやフンを見つけたら、発見場所と食品・調理器具への影響を確認し、店舗責任者へ報告してください。追いかけたり、その場で薬剤をまいたりする前に、いつ、どこで、何を確認したかを記録します。
対策をしても被害が続く場合は、捕獲器具の配置だけでなく、食材の保管、ゴミの管理、侵入経路、テナントの共用部まで調べる範囲を見直す必要があります。このページでは、発見直後の対応から継続被害の確認までを整理します。
飲食店でネズミを見つけた直後に確認すること
店長や食品衛生責任者など、店舗で定めた報告先へ連絡します。食品や器具が汚染されたおそれがあるか、調理・保管・配膳のどの場所で見つかったかを確認し、店舗の衛生管理手順に沿って対応してください。
- 食品・器具への影響を確認する:かじり跡、包装の破損、フンなどを、無理なく見える範囲で確認します。
- 汚染が疑われるものを区別する:疑わしい食品や器具を、そのまま調理・提供へ回さないよう責任者へ伝えます。
- 発見状況を記録する:日時、場所、移動方向、フンやかじり跡の位置を残します。
- 必要な対応を決める:清掃、食品の取り扱い、作業の中断・再開などを責任者が判断し、対応内容を記録します。
食品への混入や健康被害のおそれがある場合は、責任者から管轄の保健所等へ相談してください。ネズミを目撃したという情報だけで、営業の可否を一律に判断することはできません。
発見した場所ごとに確認範囲を整理する
| 発見場所 | 確認したいこと |
|---|---|
| 厨房・調理台 | 作業中の食品、調理器具、調理台への接触が疑われないか。調理工程のどの位置で見つかったか。 |
| 食材庫・保管棚 | 袋や箱の破損、棚のフン、開封済み食材の保管状態。床への直置きの有無。 |
| 客席・通路 | 目撃した位置と移動方向、配膳場所との位置関係。お客様からの申告内容。 |
| 搬入口・ゴミ置き場 | 扉の開放、容器のふた、食品残さ、店内へ続く隙間や動線。 |
| 天井裏・壁内 | 音がした時間と場所、店内の痕跡、点検口の位置。無理に内部へ入らず、確認できる範囲を記録する。 |
屋外で見ただけで店内に生息していると断定したり、反対に姿を見ないため問題がないと判断したりせず、痕跡と建物の状態を合わせて確認します。
清掃前に残しておきたい写真と記録
フンのようなものやかじり跡は、触れずに撮影できる範囲で記録します。近接写真に加え、棚・壁・床との位置関係が分かる写真も残すと、調査時に状況を伝えやすくなります。
- 発見した日時と場所
- 目撃、フン、かじり跡など、確認したもの
- 周辺にある食品・器具・包装資材
- 納品、扉の開放、設備工事など、分かる範囲の変化
- 責任者への報告時刻と、その後に行った対応
写真だけで種類や侵入口、被害範囲が確定するとは限りません。調査のためにフンを放置する必要はなく、記録後は店舗の衛生管理手順に従って処理してください。
種類の確認は、写真と痕跡を合わせて行う
建物に侵入する代表的なネズミには、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミがあります。目撃した場所や姿だけで決めつけず、残された痕跡や建物の状態も確認します。



粘着シートを置いても被害が続く場合の確認点
捕獲できたことと、外から侵入しなくなったことは別です。捕獲数がゼロでも、新しいフン、かじり跡、目撃が続いていれば、被害が止まったとは判断できません。
実際の通り道と設置場所が合っているか
置きやすい場所ではなく、目撃した移動方向や痕跡をもとに配置を確認します。壁際、棚の裏、厨房設備の背面など、普段確認しにくい場所も調査対象になります。機器の移動が必要な場合は、配線・配管を扱う担当者と調整してください。
油・水・ほこりの付着や、製品の使用条件も確認し、配置や交換を行った日を記録します。
食材やゴミへ近づける状態が残っていないか
開封済み食材の収納、床や設備下の食品残さ、ゴミ容器のふた、不要な段ボールの保管を見直します。清掃不足と決めつけず、設備配置や食材の出し入れなど、営業上の条件も踏まえて改善方法を考えます。
捕獲後も侵入できる場所が残っていないか
搬入口、配管が壁を通る部分、天井裏などを、痕跡と構造に合わせて調べます。隙間があるだけで侵入口とは確定できません。換気・排水・点検に必要な開口部を、自己判断ですべて塞がないでください。
共用部や建物の別区画とつながっていないか
テナントビルでは、共用廊下、配管スペース、共用ゴミ置き場などの確認も必要になることがあります。管理会社やオーナーと、立ち入り許可・調査範囲・工事の責任範囲を整理します。被害が続くことだけを理由に、隣の店舗を発生源と決めつけることはできません。
食品の近くでの自己判断の薬剤使用を避ける
薬剤や殺そ剤は、食品・器具への混入や接触を防ぐ必要があります。製品の表示・用途・使用条件を確認し、厨房での使用や配置に迷う場合は専門業者へ相談してください。設備を動かして追い出す、危険な場所へ入るといった行動も避けます。
対策の効果は、同じ確認場所で比べる
| 記録項目 | 残す内容 |
|---|---|
| 確認地点 | 冷蔵庫右側、食材庫入口など、担当者が変わっても分かる場所名。 |
| 確認結果 | 捕獲・目撃・新しいフン・かじり跡の有無。確認できなかった場所も区別する。 |
| 行った対策 | 清掃、保管方法の変更、器具の配置変更、補修などの内容と実施日。 |
| 次の確認 | 誰が、いつ、どこを確認するか。変化がない場合の相談先。 |
清掃前から残っていた汚れと、新しく現れた痕跡を分けることも大切です。衛生管理の記録については、HACCP対応の防虫防鼠点検もご確認ください。
調査を依頼するときに伝えておきたいこと
「いつ・どこで・何を見たか」に加え、営業時間、仕込み時間、調査できる時間帯、テナントかどうかを伝えてください。すでに対策している場合は、シートの配置・交換日・捕獲記録・過去の補修場所も共有すると、調査範囲を相談しやすくなります。
調査結果では、確認できた原因、未確認の場所、店舗側で行う改善、管理会社の協力が必要な範囲を分けて説明してもらいましょう。費用を比較するときは、金額だけでなく、調査・施工・再点検など何が含まれるかも確認してください。
依頼できる調査・対策の範囲は、店舗・飲食店のネズミ駆除・ゴキブリ対策をご覧ください。
株式会社プログラントは、熊本県・佐賀県・福岡県南部(筑後)を中心にご相談に対応しています。県境地域はご相談ください。無料の現地調査・お見積りについては、お問い合わせフォームから現在の状況をお知らせください。
参考資料
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害獣・害虫・害鳥の スペシャリスト
藤井 靖光(Yasumitsu Fujii)
株式会社プログラント 代表取締役
拠点・連絡先
熊本本社
〒861-8002 熊本県熊本市北区弓削6丁目27-19
佐賀営業所
〒849-0937 佐賀県佐賀市鍋島3丁目9-5
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電話でのお問い合わせ:年中無休 8:00~20:00(災害時は安全最優先の運用)
取扱分野
実績ハイライト
個人(藤井)調査実績
(1992–2025)
会社累計調査実績
(創業~2025)
Google口コミ(熊本本社 366件)
Google口コミ(佐賀営業所 103件・久留米営業所 24件)
報告書提出率
平均提出 10日
脚注:「個人=1992–現在」「会社=創業–現在(自社請負分)」
口コミ出典:Googleビジネスプロフィール[2026-09-13 時点]
定義:受付時間 7:00–16:00 の新規受付に対し 当日17:00までに訪問開始できた割合(警報発令・道路寸断日は母数除外)
主要資格・講習(抜粋)
- 建築物ねずみこん虫等防除業登録(熊本県)/熊市保30ね第1号
- 公益社団法人 日本しろあり対策協会/しろあり防除士[6名]/登録番号:13510
- 公益社団法人 日本しろあり対策協会/蟻害・腐朽検査士[2名]/登録番号:熊本県-17-0042
- 公益社団法人 日本木材保存協会/木材保存士[1名]
- 一般社団法人 住宅基礎コンクリート保存技術普及協会/住宅基礎コンクリート保存技術士[4名]/登録番号:J21-0211
- 一般社団法人 熊本県労働基準協会/特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者[2名]/登録番号:4350
- 高所作業車運転技能講習(コベルコ教習所)修了[4名]
- 一般社団法人 ペストコントロール技術者[1名]/登録番号:第2023-15号
- 公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター/防除作業監督者[1名]
- 狩猟免許(わな猟)[4名]/登録:P43-2019-N000460
ロープ高所作業(特別教育)について
当社はロープ高所作業(特別教育)修了者[4名]を配置。急勾配屋根・高所外壁・吹き抜けなどの高所作業において、事前リスクアセスメント/二重確保(バックアップ)/器具・アンカー点検/立入管理等の安全手順に基づき作業を実施します。
安全・法令・保証
法令遵守
鳥獣保護管理法/外来生物法/労働安全衛生法 等
賠償責任保険
あいおいニッセイ同和損保:対人/対物 各1億円(1事故あたり)
保証(要点)
対象・期間:
アライグマ・イタチ・ネズミ=基本5年(条件により最長10年)/コウモリ・ハト=2年/シロアリ=基本5年
適用条件:当社基準の封鎖+衛生施工を実施/(任意)年1回点検
除外:構造劣化・第三者工事・増改築・自然災害・餌付け 等
初動SLA:保証内再発のご連絡から 24時間以内に初動連絡/最短当日~3日以内に訪問
安全実績
労災・薬剤インシデント 0件(直近36か月)
法令遵守:捕獲許可・鳥獣保護管理法 等の違反 0件(通算)
方針・運用ポリシー
方針:最新機材×従来機材/最新工法×従来工法/自社開発器具を融合したハイブリッド工法をケースに応じて最適化
施工記録の開示と保管・再発防止を徹底
編集体制
「当サイトの技術記事は現場担当が執筆し、公的資料・SDSを参照して作成しています。編集方針の責任者は代表取締役 藤井 靖光です。誤りは確認後速やかに訂正します。」
苦情対応
「受付 → 24時間以内に初動連絡 → 現地確認 → 是正 → 書面報告の順で対応します。」
安全・薬剤
「薬剤は用途・希釈・保管を社内SOPで管理。近隣・室内の隔離・換気・養生を徹底します。」
画像・記録の扱い
「施工写真・報告書は7年間保管。個人情報はマスキングのうえ事例公開します。」
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