第1章：有田町における害獣発生要因の地域特性分析

第2章：佐賀県で発生する主要害獣の生態と被害実態

第3章：害獣被害がもたらす深刻なリスクと健康への影響

第4章：一般的な害獣対策の限界と問題点

第5章：プログラントの革新的技術「パーフェクト・ウォール」

第6章：プログラントの包括的サービス体系

第7章：有田町での実績と信頼性

第8章：なぜ害獣対策で失敗してしまうのか？心理的な落とし穴と解決法

この章のポイント

• 害獣問題で「つい後回しにしてしまう」心理的な理由がわかります
• 「自分でなんとかできる」と思い込んでしまう危険性を知ることができます
• 不安を解消して、安心して業者選びができる方法を学べます

「天井裏で音がするけど、そのうち静かになるだろう」「市販の薬剤を撒けば大丈夫」「業者に頼むのはお金がもったいない」。こんな風に考えたことはありませんか？実は、これらの考え方には共通した「心の落とし穴」があります。

この章では、なぜ多くの人が害獣対策で失敗してしまうのか、その心理的な理由を分かりやすく解説し、正しい判断をするためのコツをお伝えします。

8-1. よくある「心の落とし穴」とは？

害獣問題に直面したとき、私たちの心には無意識のうちに「思い込み」や「偏った考え方」が生まれます。心理学では、これを「認知バイアス」と呼んでいます。

①「大丈夫だろう」と思い込んでしまう心理

「天井裏の音なんて、そのうち止まるだろう」
「少しくらいの被害なら、まだ大丈夫」

これは「正常性バイアス」という心理現象です。人間は本能的に、危険なことが起きても「自分は大丈夫」と思い込もうとします。これは心を守るための自然な反応ですが、害獣問題では命取りになることがあります。

特に佐賀県のような温暖な地域では、害獣の繁殖スピードが速く、「ちょっとした音」が1ヶ月後には「家族全員が眠れない騒音」に変わってしまうことも珍しくありません。

②都合の良い情報だけを信じてしまう心理

「ネットで『簡単に駆除できる』って書いてあった」
「知り合いが『自分でやれば安い』と言っていた」

一度「自分でできる」と思い込むと、その考えを支持する情報ばかりを集めてしまいます。これを「確証バイアス」と言います。反対に、「危険性」や「失敗例」については目に入らなくなってしまうのです。

結果として、効果のないDIY対策を何度も繰り返し、時間とお金を無駄にしてしまうケースが後を絶ちません。

③目先の出費を嫌がってしまう心理

「業者に頼むと10万円もかかる」
「市販の薬剤なら3,000円で済む」

人間は、将来の大きな損失よりも、目の前の小さな出費を嫌がる傾向があります。これを「損失回避」と呼びます。

しかし実際には、中途半端な対策を繰り返した結果、最終的に建物の修繕費で数十万円、健康被害で医療費がかかってしまうケースが多いのです。

8-2. 正しい判断をするためのコツ

これらの「心の落とし穴」にはまらないためには、どうすれば良いのでしょうか？

①写真で現実を「見える化」する

プログラントでは、調査の際に50枚前後の写真を撮影します。これは単なる記録ではありません。「見えない被害を見える化」することで、お客様が現実を正しく把握できるようにするためです。

「こんなにひどい状態だったなんて知らなかった」「写真を見て、ようやく事の深刻さがわかった」。多くのお客様からこのような声をいただきます。

②具体的なリスクを知る

「なんとなく危険」ではなく、「具体的にどんな危険があるのか」を知ることが大切です。

例えば：
・「このまま放置すると、2ヶ月後には天井が糞尿の重みで抜け落ちる可能性があります」
・「電線が齧られており、火災のリスクが通常の3倍に高まっています」

このように具体的なリスクを知ることで、「なんとなく大丈夫だろう」という思い込みから抜け出すことができます。

8-3. 不安を解消する方法

害獣問題で最もつらいのは、「いつまで続くかわからない」という不安です。夜中の騒音、嫌な臭い、見えない敵への恐怖。これらは深刻なストレスを引き起こします。

不安の正体は「わからない」こと

心理学の研究によると、不安は主に2つの要素から生まれます：

• 「わからない」こと： 何の動物なのか、どこにいるのか、どれくらいいるのかがわからない
• 「どうにもできない」こと： 自分では対処できないという無力感

プロの技術で安心を取り戻す

プログラントのサービスは、この2つの不安を解消するように設計されています：

• 「わからない」を「わかる」に変える： 内視鏡カメラなどの最新機器で、見えない場所の状況を明確にします
• 「どうにもできない」を「解決できる」：に変える： 豊富な実績と確実な技術で、「この人に任せれば大丈夫」という安心感を提供します
• 解決までの道筋を明確にする： 「まず追い出し、次に封鎖、最後に消毒」という明確なステップで、ゴールまでの見通しを示します

8-4. 信頼できる業者の見分け方

最終的に業者を選ぶ際、何を基準にすれば良いのでしょうか？

①お客様の気持ちに寄り添ってくれるか

「眠れない日々が続いて大変でしたね」
「お子様への影響が一番心配ですよね」

このように、お客様の不安や苦痛に共感し、寄り添う姿勢を示してくれる業者は信頼できます。技術だけでなく、人としての温かさがあるかどうかも重要なポイントです。

②すべてを包み隠さず説明してくれるか

信頼できる業者は、以下のことを隠さずに説明してくれます：

• 料金の内訳と根拠
• 作業の具体的な内容
• 使用する技術の詳細
• 作業中の進捗状況

プログラントでは、独自技術「パーフェクト・ウォール」についても、その仕組みや効果を詳しく説明し、お客様が納得した上で施工を行います。

8-5. 実際のお客様の声から学ぶ

「最初は『自分でなんとかなる』と思っていました。でも、市販の薬剤を何度使っても効果がなく、結局プロにお願いすることに。もっと早く相談すれば良かったです」（佐賀市・Aさん）

「写真を見せてもらって、想像以上にひどい状態だったことがわかりました。素人では絶対に無理だったと思います」（鳥栖市・Bさん）

「作業の一つ一つを丁寧に説明してもらい、安心してお任せできました。今では家族全員がぐっすり眠れています」（唐津市・Cさん）

まとめ

害獣対策で失敗してしまう理由の多くは、技術的な問題ではなく、心理的な「思い込み」にあります。

• 「大丈夫だろう」という楽観的な思い込み
• 都合の良い情報だけを信じてしまう偏り
• 目先の出費を嫌がる心理

これらの落とし穴を避けるためには、現実を正しく把握し、具体的なリスクを知り、信頼できる専門家に相談することが大切です。

プログラントは、お客様の不安に寄り添い、すべてを包み隠さず説明し、確実な技術で問題を解決します。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。「安心して暮らせる我が家」を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

第9章：お客様の声

• お名前： 辻様（仮名）
• 築年数： 築50年（工房兼住居）
• お住まいの地域： 有田町泉山
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約1ヶ月
• ご家族構成： 60代男性（陶芸家）

依頼背景 「工房の裏手にある、登り窯で使った薪の燃え殻や、割れた試作品を置いておく場所。そこは、私にとって失敗の山であり、同時に、次の作品へのインスピレーションが湧く”聖域”でした。しかし、ある朝、その聖域が、糞尿と生ゴミが散乱する、ただのゴミ捨て場に成り果てていた。アライグマが、私の創作の源泉を、寝床と餌場にしていたのです。失敗作の山から、次の美を見つけ出すという、私の創作プロセスそのものが、獣によって冒涜された。その日から、土をこねる気力すら、失せてしまいました。」

施工の様子 調査の結果、工房の裏山から下りてきたアライグマが、雨風をしのげる廃材置き場を格好の巣と認識し、近隣のゴミ集積所から盗んだ生ゴミを持ち込んでいたことが判明。お客様の「失われた創作意欲」と「聖域の回復」を最優先課題とし、芸術家への敬意を込めて作業。まず、アライグマを捕獲・駆除し、裏山からの侵入経路に動物が嫌う忌避剤を散布。次に、単に清掃するのではなく、「これは、新しい作品を生み出すための”土壌作り”です」とお客様に語りかけ、糞尿やゴミを徹底的に除去。最後に、散乱した陶器の破片を、お客様と一緒に分類・整理し、「このカケラから、新しい”景色”が見つかるかもしれませんね」と、創作への再挑戦を後押ししました。

お客様の感謝の声 「本当に、筆を折ることまで考えていました。自分の聖域が、あんなにも汚されてしまっては…。担当の方は、私の作品や創作活動に深い理解を示してくれ、単なる作業員ではなく、まるでギャラリーの学芸員のように接してくれました。『先生の次の作品、楽しみにしております』という、その一言が、乾ききっていた私の心に、どれほどの火を灯してくれたことか。害獣を追い払うだけでなく、私の”創作の炎”を、再び燃え上がらせてくれた。心から、感謝しています。」

会社からのお礼 辻様、創作活動の源泉である神聖な場所が汚され、創作への情熱まで失いかけておられたご心痛、計り知れないものだったと存じます。我々は、お客様の住環境だけでなく、その方の人生そのものである「仕事」や「情熱」にも敬意を払い、その輝きを取り戻すお手伝いをすることに、何よりの誇りを感じております。

事例2：アライグマによる「床下からの突き上げ」と、”展示用の陶磁器”の転倒・破損（有田町）

• お名前： 深川様（仮名）
• 築年数： 築30年
• お住まいの地域： 有田町大樽
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約3週間
• ご家族構成： 50代ご夫婦

依頼背景 「応接間の飾り棚には、妻がコレクションしている、有田焼の作家物の一輪挿しを並べていました。それが、夫婦のささやかな楽しみでした。しかし、ある夜中、階下から『ドン！』という、家が揺れるほどの衝撃音。その直後、応接間から『ガシャーン！』という、ガラスが砕け散る音が。駆けつけると、飾り棚から数点の花瓶が落下し、床の上で粉々になっていたのです。床下に侵入した巨大なアライグマが、暴れて床板を突き上げた。その衝撃で、私たちのコレクションが、一瞬にして瓦礫に変わった。その絶望は、今も忘れられません。」

施工の様子 調査の結果、床下の換気口から侵入した大型のアライグマが、縄張り争いの際に暴れ、床板を真下から突き上げるほどの力を加えたことが、飾り棚の陶磁器が転倒・破損した原因だと判明。お客様の「失われたコレクション」への深い喪失感に寄り添い、再発防止と心のケアを徹底。まず、アライグマを駆除し、換気口を頑丈な金属製の格子で封鎖。次に、破損した陶磁器の破片を丁寧に拾い集め、提携する金継ぎ職人への修理依頼をご提案しました。最後に、飾り棚に、地震対策用の滑り止めマットと、陶磁器を固定するミュージアムジェルを施工。「これからは、震度7の地震が来ても、アライグマが10頭で暴れても、この棚はびくともしません」と、絶対的な安全性を確保しました。

お客様の感謝の声 「本当に、目の前が真っ暗になりました。妻は、その場に泣き崩れてしまって…。担当の方は、ただの駆除業者ではなく、まるで災害対策の専門家のようでした。金継ぎの提案をしてくれた時には、妻の目に、少し光が戻ったように見えました。そして、完璧な地震対策まで施してくれて…。失ったものは戻らないけれど、これからの宝物を、絶対に守り抜くという、強い希望をもらいました。私たちの心の”ひび割れ”まで、繋いでくれたようです。」

会社からのお礼 深川様、ご夫婦で大切に育んでこられたコレクションが、予期せぬ形で失われてしまったご心痛、お察しいたします。我々は、失われたものへの悲しみに寄り添うと同時に、お客様が未来の安心を確信できる、具体的な「対策」と「希望」をご提供することに、全力を尽くします。その一助となれましたことを、大変光栄に存じます。

事例3：イタチによる「壁の中での暴走」と、それによる「壁掛けの飾り皿」の落下・破損（有田町）

• お名前： 岩永様（仮名）
• 築年数： 築25年
• お住まいの地域： 有田町中樽
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約1ヶ月
• ご家族構成： 40代ご夫婦、小学生のお子様

依頼背景 「娘が、小学校の絵付け体験で作った、思い出の飾り皿。それをリビングの壁に飾り、家族の成長を見守るシンボルにしていました。しかし、ある夜、壁の中から『ダダダダッ！』という、何かが暴れ回る音と激しい振動。その直後、壁に掛けていた飾り皿が、床に落下し、パリーンと音を立てて割れてしまいました。娘が一生懸命描いた、拙いけれど、温かい絵が、無残にも砕け散った。娘の泣き叫ぶ声を聞きながら、見えない敵への怒りで、体が震えました。」

施工の様子 調査の結果、床下の通気口から侵入したイタチが、壁の内部を移動する際の激しい振動で、壁掛けの飾り皿が落下したことが判明。お子様の「失われた宝物」と「家族のシンボル」を取り戻すことを最優先に作業。まず、イタチを駆除し、侵入経路を封鎖。次に、割れた飾り皿の破片を、娘さんと一緒に丁寧に拾い集め、「これは、もっと素敵な宝物に変身するチャンスだよ」と語りかけました。そして、我々が用意した金継ぎセットを使い、ご家族全員で、割れた皿の破片を繋ぎ合わせる「金継ぎ体験」を実施。金色の線で美しく蘇った飾り皿を、再び壁に飾りました。

お客様の感謝の声 「娘は、ショックで口も聞けない状態でした。親として、ただ謝ることしかできず…。担当の方は、まるでワークショップの先生のように、金継ぎの意味を、子供にも分かりやすく教えてくれました。『壊れたことも、大切な思い出の一部になるんだよ』と。家族みんなで、一つのものを作り上げた経験は、何物にも代えがたい宝物になりました。壊れる前より、ずっと、ずっと、価値のある飾り皿になった。私たちの家族の”絆”まで、修復してくれたようです。」

会社からのお礼 岩永様、ご家族の思い出のシンボルが失われてしまったご心痛、お察しいたします。我々の仕事は、時に、マイナスの出来事を、プラスの価値を持つ「新しい体験」へと転換させるお手伝いをすることでもあります。ご家族の絆を深めるという、かけがえのない時間をご提供できましたことを、大変誇りに思います。

事例4：イタチによる「床下収納庫」への侵入と、”来客用の高級食器”への糞尿被害（有田町）

• お名前： 中尾様（仮名）
• 築年数： 築18年
• お住まいの地域： 有田町幸平
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約2ヶ月
• ご家族構成： 40代ご夫婦

依頼背景 「年に数回、お客様をもてなす時にしか使わない、有田焼のフルセットの食器。それを、キッチンの床下収納に、大切に保管していました。しかし、先日、久しぶりに蓋を開けて、言葉を失いました。収納庫の内部は、イタチの糞尿で汚染され、強烈な悪臭が。そして、美しく重ねられていたはずの白い器は、糞尿のシミと、獣の足跡で、見るも無残な姿に。お客様をもてなすための、私たちの”おもてなしの心”そのものが、汚物で汚された。その屈辱と絶望感で、立っていることすらできませんでした。」

施工の様子 調査の結果、床下の僅かな隙間からイタチが侵入し、外部の気候に影響されにくい安定した環境である床下収納庫を、格好の巣にしていたことが判明。お客様の「おもてなしの心」を取り戻すため、衛生管理と再発防止を徹底。まず、イタチを駆除し、侵入経路を完全に封鎖。次に、お客様の許可を得て、汚染された食器を、陶磁器専用の特殊な洗剤と除菌剤を使い、一点一点、丁寧に手洗いで洗浄。収納庫の内部も、徹底的に清掃・消毒し、悪臭の根源を断ちました。最後に、洗浄・乾燥させた食器を、湿気や害虫を防ぐ専用の収納ケースに入れてお返しし、今後の保管方法についてもアドバイスさせていただきました。

お客様の感謝の声 「もう、全て捨ててしまおうかと、本気で思いました。あんなに汚れた物で、お客様をもてなすことなんて、絶対にできませんから。担当の方は、まるで自分の家の食器を扱うかのように、一枚一枚、丁寧に、愛情を込めて洗ってくれました。新品同様、いや、それ以上に輝いて戻ってきた食器を見た時、涙が溢れました。私たちの”おもてなしの心”まで、綺麗に洗い上げてくれた。本当にありがとうございました。」

会社からのお礼 中尾様、お客様をもてなすための大切な宝物が汚され、おもてなしの心まで踏みにじられてしまったご心痛、お察しいたします。我々は、お客様の大切な財産を物理的に修復するだけでなく、そこに込められた「想い」や「文化」までも尊重し、その輝きを取り戻すことこそが、我々の真の使命であると考えております。

事例5：ネズミによる「茶箪笥」への侵入と、”家宝の茶器”への被害（有田町）

• お名前： 馬場様（仮名）
• 築年数： 築40年
• お住まいの地域： 有田町上幸平
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約1ヶ月
• ご家族構成： 60代ご夫婦

依頼背景 「母から譲り受けた、年代物の茶箪笥。その中には、これも母の代から伝わる、作家物の茶器セットを大切に仕舞っていました。しかし、ある日、茶箪笥の引き出しを開けると、中からカサカサと音が。そして、黒い小さな糞が散乱し、茶器を包んでいた布は、ズタズタに引き裂かれていたのです。ネズミが、茶箪笥を巣にし、大切な茶器を、巣の材料や遊び道具にしていた。母から受け継いだ、家族の歴史と想いが、獣によって、無残に荒らされていた。その事実は、耐え難いものでした。」

施工の様子 調査の結果、壁の僅かな隙間から室内に侵入したネズミが、木の香りがして、かつ暗く安全な茶箪笥の内部を巣にしていたことが判明。お客様の「家族の歴史」と「受け継がれた想い」を守り抜くため、最大限の敬意を払って作業。まず、ネズミを駆除し、侵入経路を封鎖。次に、茶箪笥の引き出しを全て取り外し、内部を徹底的に清掃・消毒。引き裂かれた布は、新しいものと交換しました。幸い、茶器自体に大きな傷はありませんでしたが、我々は、これを機に、茶器の価値を再確認するため、提携する古美術商に鑑定を依頼。その由緒ある価値をお客様にお伝えし、今後の適切な保管方法について、桐箱に入れることなどをご提案しました。

お客様の感謝の声 「本当に、母に申し訳ない気持ちで、いっぱいでした。担当の方は、茶箪笥や茶器を、まるで文化財のように、白い手袋をして、丁寧に扱ってくれました。そして、まさか鑑定まで手配してくれるなんて。母から聞いていた以上の価値があると知り、この茶器を、次の世代に繋いでいく責任を、改めて感じました。ただの駆除じゃない。私たちの家族の”歴史”を、守り、未来へと繋いでくれた。心から、感謝しています。」

会社からのお礼 馬場様、お母様から受け継がれた、何物にも代えがたい宝物が危険に晒されていたご心痛、お察しいたします。我々は、お客様の財産を守るだけでなく、その背景にある「歴史」や「物語」にも光を当て、その価値を再認識し、未来へと継承していくお手伝いをすることも、重要な使命の一つであると考えております。

事例6：コウモリによる「トンバイ塀の隙間」への営巣と、”歴史的景観”の汚損（有田町）

• お名前： 池田様（仮名）
• 築年数： 築60年以上
• お住まいの地域： 有田町内山
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約3ヶ月
• ご家族構成： 70代ご夫婦

依頼背景 「私たちの家の誇りは、有田の歴史そのものである、トンバイ塀でした。しかし、ある頃から、その美しい塀の表面に、黒い筋のような汚れが、何本も垂れ下がるようになりました。そして、夕方になると、塀の隙間から、おびただしい数のコウモリが、一斉に飛び立っていく。コウモリが、塀の隙間を巣にし、その糞尿が、雨水と共に、塀の表面を汚していたのです。町の財産であり、私たちの誇りである歴史的な景観が、日々、汚されていく。その光景を見るのは、本当に辛いものでした。」

施工の様子 調査の結果、窯業で使われた耐火煉瓦（トンバイ）を赤土で固めた、有田特有のトンバイ塀の、経年劣化した隙間に、コウモリが大規模なコロニーを形成していることが判明。町の「歴史的景観」を保全するという、極めて専門性の高いミッションとして対応。まず、法律に則り、コウモリを一方通行の出口から完全に追い出しました。次に、文化財の修復も手掛ける左官職人と連携。塀の表面に付着した糞尿を、素材を傷めない特殊な薬品で丁寧に洗浄。最後に、左官職人が、伝統的な工法に則り、コウモリが侵入していた隙間を、見た目を損なわないように、完璧に埋め戻しました。

お客様の感謝の声 「自分たちで、どうこうできる問題ではありませんでした。歴史ある塀を、下手に触って壊してしまったら、取り返しがつきませんから。担当の方は、町の歴史や文化財に深い敬意を払ってくれて、左官の職人さんまで手配してくれました。洗浄されて、元の美しい姿に戻った塀を見た時、まるで、先人たちから『ありがとう』と言われたような気がしました。私たちの家の誇りだけでなく、有田の町の”宝”を守ってくれた。本当に、ありがとうございました。」

会社からのお礼 池田様、ご自宅の誇りであると同時に、町の貴重な歴史的景観でもあるトンバイ塀が汚されていたご心痛、お察しいたします。我々は、個人の家屋の問題解決に留まらず、その地域全体の「文化」や「景観」の保全にも貢献できる、社会的責任の大きな仕事であると自負しております。その重責を全うできましたことを、大変光栄に存じます。

第10章：プログラントについて

よくある質問（FAQ）

対応地域

まとめ