事例1：【古賀市今の庄】アライグマが屋根裏で暴れ、玄関ドアの郵便受け（内側）の蓋が勝手に開く

お客様情報

• お名前： 渡辺様（仮名）
• 築年数： 築28年
• お住まいの地域： 福岡県古賀市今の庄
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約1ヶ月半
• 工期： 8日間
• ご家族構成： 40代ご夫婦、小学生のお子様

依頼背景 「玄関ドアについている郵便受け。その室内側の蓋が、閉めてもいつの間にかパタンと開いていることが頻繁に起こるようになりました。最初は子供のいたずらかと思いましたが、誰も触っていない時でも開いている。特に、夜中に天井裏で『ドスン！』と大きな物音がした朝は、決まって開いていました。プロの業者さんに見てもらったところ、屋根裏でアライグマが暴れた際の激しい振動が壁やドアフレームを伝わり郵便受けの蓋を固定している僅かな磁石の磁力を上回って蓋を開けてしまっていたようでした。家の顔である玄関ドアの小さな異変。その原因が獣だったことに言いようのない不快感を覚えました。」

お客様の感謝の声 「開いた郵便受けから、冬は冷たい空気が夏は虫が入ってくるようになり本当に困っていました。プログラントさんに相談したところ、担当の方はドアを何度か強めに閉め『なるほど、この衝撃で開くなら天井裏からの振動なら尚更ですね。これは気味が悪い。すぐに解決しましょう』と、私の悩みに即座に共感し原因を特定してくれました。その迅速な判断力に、信頼できると感じました。駆除作業後、郵便受けの蓋の磁石をより強力なものに交換してくれました。もう、勝手に蓋が開くことはありません。小さなことかもしれませんが、日々のストレスが一つ消え、本当にスッキリしました。」

駆除後の生活 「作業が終わってから、玄関の空気が以前よりも澄んでいるように感じます。以前は、家に帰ってきて郵便受けの蓋が開いているのを見るたびに、またか…とため息が出ていました。今は、ピタッと閉まった蓋を見るたびにプログラントさんの丁寧な仕事を思い出し、小さな幸せを感じます。家の中の、どんな些細な”綻び”も見逃さない。そのプロ意識に今も感謝しています。」

会社からのお礼 渡辺様、一見すると原因不明の建具の小さな不具合。その背後に害獣という大きな問題が隠れていることは少なくありません。我々は、お客様が感じるどんな些細な違和感にも真摯に耳を傾け、その根本原因を突き止めることをお約束いたします。

事例2：【古賀市千鳥】《相見積もり案件》アライグマが屋根裏で暴れ、浴室のユニットバスの天井パネルがずれる

お客様情報

• お名前： 杉山様（仮名）
• 築年数： 築26年
• お住まいの地域： 福岡県古賀市千鳥
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約2ヶ月
• 工期： 10日間
• ご家族構成： 50代ご夫婦

依頼背景 「一日の疲れを癒す、大切なお風呂の時間。ある時から、天井を見上げるとユニットバスの天井を構成している数枚のパネルの継ぎ目に数ミリの隙間ができていることに気づきました。最初は気のせいかと思いましたが、日に日にその隙間が大きくなっていく。そして、天井裏でアライグマが暴れるとその隙間から黒いススのような断熱材のクズが湯船の中にパラパラと落ちてくるようになったのです。清潔であるべき浴室が天井裏の汚れの排出口になっていた。その事実にリラックスできるはずの空間が一瞬で不快な場所へと変わりました。」

お客様の感謝の声 「湯船に浸かりながら、いつ天井が落ちてくるかと本当に不安でした。数社に見積もりを依頼しましたが、他社は『ユニットバスの構造は専門外』と及び腰。しかしプログラントの担当の方だけが点検口から天井裏を覗き『これは酷い。パネルを固定している金具が振動で緩んでいます。このままではいずれパネルが落下する危険性もあります。駆除と同時に天井も完璧に元通りにします』と断言してくれたのです。その場で危険性まで指摘してくれたその誠実さにこの会社に全てを任せようと決めました。駆除作業後、緩んでいた金具を全て締め直しパネルの隙間も寸分の狂いなく元通りにしてくれました。」

駆除後の生活 「作業が終わってから、久しぶりに心からリラックスしてお風呂に浸かることができました。以前は天井の隙間とそこから落ちてくる黒い粒が気になって全く落ち着きませんでした。今は、綺麗に揃った天井パネルを見上げながら鼻歌を歌う余裕さえあります。プログラントさんは、害獣を駆除しただけでなく私にとって一日で最も大切な”癒しの時間”を取り戻してくれました。」

会社からのお礼 杉山様、数ある業者の中から私どもの建物の特殊な構造への深い知見とお客様の安全を最優先する姿勢をご信頼いただき誠にありがとうございました。我々は、お客様の心と体を癒す大切な空間の安全と清潔さを何よりも優先して守り抜くことをお約束いたします。

事例3：【古賀市舞の里】アライグマが屋根裏で暴れ、出窓に置いていた観葉植物の鉢が落下・破損

お客様情報

• お名前： 石川様（仮名）
• 築年数： 築32年
• お住まいの地域： 福岡県古賀市舞の里
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約1ヶ月
• 工期： 7日間
• ご家族構成： 60代女性

依頼背景 「リビングの出窓で、小さな観葉植物を育てるのが日々の楽しみでした。ある朝、リビングに入るとそのうちの一つの鉢が床に落ちて、粉々に割れていました。土と割れた陶器の破片が床に散らばっている。その光景に言葉を失いました。前日の夜、天井裏でまるでプロレスでもしているかのような凄まじい物音がしていました。その激しい振動で、出窓のカウンターが揺れ少し端に置いていた鉢が滑り落ちてしまったようでした。大切に育てていた小さな命が獣のせいでめちゃくちゃにされてしまった。その悲しみと怒りで手が震えました。」

お客様の感謝の声 「毎日、水をやり成長を楽しみにしていた植物だったので本当にショックでした。プログラントさんに相談したところ、担当の方は割れた鉢の破片を丁寧に拾い集めながら『これはお辛いですね。お客様がどれだけ大切にされていたかよく分かります。この悲しみを二度と繰り返さないよう我々が徹底的に対策します』と、私の気持ちに深く寄り添ってくれました。その優しさに涙が出そうになりました。駆除作業後、床を綺麗に掃除してくれました。その心遣いに、本当に感動しました。」

駆除後の生活 「作業が終わってから、新しい鉢に植え替えられた植物が以前よりも生き生きと見えるようになりました。以前は、出窓を見るたびに割れた鉢の残像が浮かび悲しい気持ちになっていました。今は、新しい鉢で元気に葉を伸ばす植物を見るたびにプログラントさんの優しさを思い出し温かい気持ちになります。彼らは、ただ害獣を駆除しただけでなく私の”育てる喜び”まで守ってくれました。」

会社からのお礼 石川様、お客様が大切に育てられていたかけがえのないものが予期せぬ形で被害に遭われたこと、大変なご心痛だったと存じます。我々は、物理的な被害の復旧だけでなく、お客様の心の中にある大切な想いまでを守り育むお手伝いをさせていただきたいと心から願っております。

事例4：【古賀市薬王寺】《相見積もり案件》アライグマが屋根裏で暴れ、床の間の掛け軸が落下

お客様情報

• お名前： 中村様（仮名）
• 築年数： 築45年
• お住まいの地域： 福岡県古賀市薬王寺
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約3ヶ月
• 工期： 9日間
• ご家族構成： 70代ご夫婦

依頼背景 「床の間に、先祖から受け継いだ大切な掛け軸を掛けていました。季節ごとに掛け替えるのが長年の習わしです。しかしある朝、和室に入るとその掛け軸が床の間に無残に落ちていました。幸い、軸や絵に大きな傷はありませんでしたが、もし傷でもついていたらと思うと血の気が引きました。前日の夜、天井裏でアライグマが暴れる激しい物音がしていました。その振動で、壁のフックが緩み、掛け軸が滑り落ちてしまったようでした。ご先祖様から受け継いだ家の宝が獣のせいで危険に晒されていた。その事実に、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。」

お客様の感謝の声 「もし、掛け軸が破れてでもいたらご先祖様に顔向けできないところでした。数社に見積もりを依頼しましたが、どこも『美術品のことは分からない』と及び腰。しかしプログラントの担当の方だけが、掛け軸を丁寧に広げ、『これは素晴らしいものですね。傷がなくて本当に良かったです。この家の歴史そのものですから。二度とこのような危険がないよう我々が万全の対策を講じます』と、その価値を深く理解してくれたのです。その見識の深さにこの会社なら全てを任せられると確信しました。駆除作業後、掛け軸を掛けるフックを絶対に外れないネジ式のものに交換してくれました。」

駆除後の生活 「作業が終わってから、再び安心して床の間に季節の掛け軸を飾ることができるようになりました。以前は、物音がするたびに和室に駆けつけ掛け軸が無事か確認していました。今は、プログラントさんが設置してくれた頑丈なフックを見るたびに”もう大丈夫だ”という絶対的な安心感に包まれます。彼らは、害獣を駆除しただけでなく、我が家の”歴史”と”文化”を守ってくれました。」

会社からのお礼 中村様、数ある業者の中から私どもの文化財への深い敬意とそれを守るための確実な技術をご信頼いただき誠にありがとうございました。我々は、お客様のお住まいにある金銭的な価値だけでは測れないかけがえのない宝物の価値を深く理解しその保全に最大限の努力を尽くすことをお約束いたします。

事例5：【古賀市青柳】アライグマが屋根裏で暴れ、室内ドアのラッチ（留め金）がずれ、ドアが閉まらなくなる

お客様情報

• お名前： 松本様（仮名）
• 築年数： 築30年
• お住まいの地域： 福岡県古賀市青柳
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約2ヶ月
• 工期： 8日間
• ご家族構成： 50代ご夫婦、大学生のお子様

依頼背景 「2階の子供部屋のドアが、きちんと閉まらなくなりました。ドアノブを回してドアを閉めてもカチッと音がせず、三角形の留め金が枠側の受け金具（ストライク）にうまく収まらない。常に半ドアのような状態になってしまうのです。最初はドアの歪みかと思いましたが、プロの業者さんに見てもらったところ、原因は屋根裏にありました。天井裏でアライグマが暴れる激しい振動で、ドアの枠全体が僅かに歪みラッチと受け金具の位置が数ミリずれてしまっていたのです。プライバシーを守るためのドアが、その機能を果たさなくなってしまった。その事実に本当に困り果てていました。」

お客様の感謝の声 「帰省してくる子供が、ゆっくり休めないと本当に困っていました。プログラントさんに相談したところ、担当の方はドアの隙間を定規で測りながら『これは、ストレスですね。自分の部屋なのにドアが閉まらないのでは全く落ち着きませんから。原因は、この”歪み”です。駆除作業の最後にこのドアが吸い付くように閉まるよう完璧に調整します』と力強く約束してくれました。その場で解決策まで明確に示してくれたことに深く安堵しました。駆除作業後、受け金具の位置をヤスリでミリ単位で削り完璧に調整してくれました。ドアが、”カチッ”と、小気味よい音を立てて閉まった瞬間は、本当に感動しました。」

駆除後の生活 「作業が終わってから、子供が久しぶりに自分の部屋でゆっくりと過ごせているようです。以前は、ドアが閉まらないためリビングで寝起きしていました。今は、閉まったドアの向こうから楽しそうな声が聞こえてくると、プログラントさんのあの丁寧なヤスリがけの光景を思い出し、感謝の気持ちで、いっぱいになります。彼らは、ただのドアを直したのではなく”家族のプライバシー”と、”それぞれの時間”を尊重してくれました。」

会社からのお礼 松本様、ご家族のプライバシーに関わる大変デリケートな問題だったこと心よりお見舞い申し上げます。我々は、害獣が引き起こすこのような建具の僅かな不具合も見逃さずお客様お一人お一人の快適な暮らしを取り戻すため、ミリ単位の精度にこだわった調整作業を行うことをお約束いたします。

事例6：【古賀市筵内】アライグマが屋根裏で暴れ、天井の火災報知器が落下

お客様情報

• お名前： 木村様（仮名）
• 築年数： 築27年
• お住まいの地域： 福岡県古賀市筵内
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： （落下するまで）不明
• 工期： 9日間
• ご家族構成： 40代ご夫婦

依頼背景 「夜中、寝室で寝ていると『ガタン！』という、大きな音で、目が覚めました。何事かと思い、電気をつけるとベッドのすぐ横の床に天井についていたはずの円盤状の火災報知器が配線を引きちぎられた状態で転がっていました。もし、寝ている自分の顔の上にでも落ちてきたらと思うと血の気が引きました。前日の夜から、天井裏でアライグマが暴れ回る凄まじい物音がしていました。その激しい振動で、天井の石膏ボードに固定されていた火災報知器のネジが緩んで落下してしまったようでした。命を守るための装置が、命を脅かす凶器に変わってしまった。その事実に、恐怖で体が震えました。」

お客様の感謝の声 「もし、本当に火事が起きていたらと思うと、夜も安心して眠れませんでした。プログラントさんに相談したところ、担当の方はちぎれた配線を見て、『これは本当に危険でした。お怪我がなくて、何よりです。命を守るための装置が機能していないどころか凶器になってしまうとは。絶対にあってはならないことです』と、自分のことのように真剣にそして静かに怒ってくれました。その誠実な姿勢に、この人なら全てを任せられると確信しました。駆除作業後、新しい火災報知器を今度は天井裏の頑丈な梁を狙って絶対に落ちないよう頑丈な金具で固定してくれました。」

駆除後の生活 「作業が終わってから、再び安心して天井の下で眠ることができるようになりました。以前は、天井を見上げるたびに火災報知器がまた落ちてくるのではないかと不安で仕方がありませんでした。今は、天井で静かにしかし、確実に私たちの安全を見守ってくれている、新しい火災報知器を見るたびにプログラントさんの、力強い言葉と確実な仕事を思い出し心から安堵します。彼らは、ただの装置を付け替えたのではなく”命の安心”を取り戻してくれました。」

会社からのお礼 木村様、お客様の生命の安全を脅かす大変危険な状況だったこと、心よりお見舞い申し上げます。我々は、害獣が引き起こすこのような安全設備への重大な被害を決して見過ごしません。お客様のかけがえのない命と財産を守るため、あらゆる知識と技術を駆使し万全の対策を講じることをお約束いたします。

Q1. 古賀市には多くの工業団地がありますが、工場や倉庫もアライグマの被害に遭いますか？

A1. はい、被害に遭います。工場や倉庫は、人の出入りが少ない夜間は静かになり、アライグマが安心して活動できる場所になります。特に、断熱材が敷き詰められた壁や天井裏は、暖かく快適な巣になりやすいです。また、社員食堂から出るゴミや、敷地内の緑地帯もエサ場や隠れ家になります。

Q2. 九州自動車道が古賀市を縦断していますが、高速道路はアライグマの移動に関係しますか？

A2. はい、関係します。アライグマは、高速道路の側道や、道路下の水路（カルバート）を安全な移動ルートとして利用することがあります。これにより、生息域が分断されずに広範囲へ移動できるため、これまで被害がなかった地域にも突然現れる原因となります。

Q3. 薬王寺温泉（やくおうじおんせん）の旅館や周辺の民家で、アライグマの被害はありますか？

A3. はい、被害が懸念されます。温泉街は、旅館の厨房から出る生ゴミや、宿泊客の食べ残しなど、エサが豊富にあります。また、周辺の山林がアライグマの住処となっており、そこから温泉街に下りてきて被害をもたらします。古い木造の旅館などは、侵入されやすい構造のため特に注意が必要です。

Q4. 庭で家庭菜園をしていますが、収穫直前のイチゴやトマトが食べられてしまいます。アライグマの仕業でしょうか？

A4. その可能性は非常に高いです。アライグマは甘い果物や野菜が大好きで、イチゴやトマトは格好の標的です。手先が器用なため、きれいに実だけをもぎ取って食べます。食べ方が汚く、あちこちかじってダメにしてしまうのが特徴です。

Q5. アライグマは、ペットの犬や猫を襲うことはありますか？

A5. 屋外で飼育している場合、危険はあります。特に、子猫や小型犬、老犬などが一方的に襲われる可能性があります。また、エサを巡っての争いも起こり得ます。アライグマは狂犬病などの感染症を媒介する恐れもあるため、屋外で飼っているペットの残りエサはすぐに片付け、夜間は室内に入れるなどの対策が重要です。

Q6. アライグマのフンとタヌキのフンの見分け方を教えてください。

A6. 最も大きな違いはフンの中身です。アライグマのフンには、動物の骨や毛、昆虫の羽、果物の種などが未消化のまま混ざっていることが多いです。一方、タヌキのフンは、植物の種子や昆虫の割合が多く、アライグマのフンほど動物質のものは目立ちません。また、アライグマは屋根裏などにもフンをしますが、タヌキは通常、地上に「ためフン」をします。

Q7. アライグマは、一度侵入した家に、翌年以降も戻ってくることはありますか？

A7. はい、戻ってくる可能性は高いです。特に、その家で無事に出産・子育てができたメスは、その場所を安全な巣だと記憶し、翌年以降も同じ場所で繁殖しようとします。また、そこで生まれた子どもも、成長して同じようにその家や近所の家を巣として利用することがあります。

Q8. アライグマは、一度に何頭くらいの子どもを産むのですか？

A8. アライグマは繁殖力が非常に強く、春に一度の出産で平均3〜5頭の子どもを産みます。生まれた子どもは、約1年で性成熟し、次の年にはもう繁殖を始めます。天敵がほとんどいない日本の環境では、対策をしなければネズミ算式に増え続けてしまいます。

Q9. アライグマは、ペットとして飼われていたものが逃げ出して野生化したと聞きました。本当ですか？

A9. はい、その通りです。1970年代に放送されたアニメの影響で、ペットとして大量に輸入されました。しかし、成長すると気性が荒くなり、飼いきれなくなった飼い主が捨てたり、逃げ出したりした個体が野生化し、日本各地で繁殖してしまいました。

Q10. アライグマは、どんな音や匂いを嫌がりますか？

A10. アライグマは、オオカミなどの天敵の尿の臭いを配合した動物忌避剤や、木酢液やニンニクなどの刺激臭を嫌う傾向があります。ただし、これらは一時的な効果しかなく、空腹だったり、安全な場所だと学習したりすると、臭いに慣れて再び現れることが多いです。あくまで補助的な対策と考えましょう。

Q11. アライグマの侵入を防ぐために、換気口に金網を張りたいのですが、どんな種類の金網が良いですか？

A11. 網目の細かい（1cm角以下）、頑丈な金属製の金網（ワイヤーメッシュなど）を選んでください。プラスチック製のネットや、網目の粗い金網では、アライグマが爪で引きちぎったり、こじ開けたりしてしまいます。また、取り付けが甘いと剥がされてしまうので、ネジやタッカーでしっかりと固定することが重要です。

Q12. アライグマは、どんな病気を持っている可能性がありますか？

A12. 人体に深刻な影響を及ぼすアライグマ回虫症のほか、狂犬病、レプトスピラ症、サルモネラ症など、多くの人獣共通感染症（動物から人にうつる病気）を媒介する可能性があります。野生動物にはむやみに近づいたり、触ったりしないことが重要です。

Q13. 捕獲したアライグマを、自分で飼育することはできますか？

A13. いいえ、法律で固く禁止されています。「特定外来生物法」により、アライグマを生きたまま許可なく運搬したり、飼育したりすることはできません。違反すると重い罰則が科せられます。捕獲した場合は、必ず自治体の指示に従って適切に処理する必要があります。

Q14. 古賀市でアライグマの被害に困っています。箱わなはどこで借りられますか？

A14. 古賀市役所の環境課が相談窓口です。アライグマによる生活環境被害（家屋侵入など）や農作物被害で困っている市民を対象に、箱わなの無料貸し出しを行っています。捕獲後の処分も市が対応してくれるので、被害に気づいたらまずは相談してみましょう。

Q15. アライグマは夜行性とのことですが、昼間に見かけることはありますか？

A15. 基本的には夜行性ですが、昼間に見かけることもあります。特に、子育て中で多くのエサが必要なメスや、他の個体との競争に負けた若いオスなどが、やむを得ず昼間に活動することがあります。昼間に堂々と姿を現す場合、その地域にかなり数が増えて、餌が不足しているサインかもしれません。

Q16. アライグマは、空き家を巣にすると聞きました。古賀市でも空き家対策は重要ですか？

A16. はい、非常に重要です。管理されていない空き家は、アライグマにとって最高の繁殖場所になります。一度空き家で繁殖を許してしまうと、そこを拠点として周辺地域全体に被害が拡大していきます。空き家の所有者は、侵入されそうな隙間を塞ぐなど、定期的な管理が求められます。地域全体で空き家の状況を把握することも大切です。

Q17. アライグマの天敵は日本にいますか？

A17. 日本の自然環境には、アライグマの天敵と呼べる動物はほとんどいません。子どもの頃はキツネや大型の猛禽類に襲われる可能性もありますが、成獣になると、人間以外に捕食されることはほぼありません。天敵がいないことも、アライグマが日本で増え続けている大きな理由の一つです。

Q18. アライグマに侵入された屋根裏は、どんな臭いがしますか？

A18. 複数の臭いが混じった、非常に不快な臭いがします。まず、ためフンによる強烈なアンモニア臭と、体から発する獣臭が混じり合います。さらに、食べ残したエサの腐敗臭なども加わり、天井のシミや、部屋の中にまで悪臭が漂ってくることがあります。

Q19. 庭にアライグマを寄せ付けないために、家庭でできる対策はありますか？

A19. まずはエサになるものを徹底的に管理することです。屋外で飼っているペットの残りエサはすぐに片付ける、生ゴミは蓋の閉まるゴミ箱に入れる、収穫しない果実（カキなど）は早めに摘み取る、などが有効です。また、家に侵入されないよう、屋根に届く庭木の枝は剪定しておきましょう。

Q20. アライグマの被害で困っています。古賀市での最初の相談窓口はどこですか？

A20. まずは、古賀市役所の環境課に連絡してください。被害の状況や場所を具体的に伝えることで、今後の対策についてのアドバイスや、箱わなの貸し出しなど、市の支援制度について詳しく教えてもらえます。個人で危険な対応をする前に、必ず行政の専門窓口に相談することが、安全な解決への第一歩です。