事例1：新興住宅地で天井裏に侵入された（小郡市）

お客様情報

• お名前： 藤本様（仮名）
• 築年数： 築10年
• お住まいの地域： 小郡市美鈴が丘
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約3ヶ月
• ご家族構成： ご夫婦と小学生のお子様2人

依頼背景

「新興住宅地の閑静な環境で暮らしていますが、夜中に天井から『ドタドタ』という重い足音が聞こえるようになりました。最初はネズミかと思っていましたが、音が大きすぎて子どもたちも怖がって眠れない日が続きました。ある朝、屋根の上にアライグマがいるのを目撃し、これは大変なことになったと思いました。まだ築10年の家なのに、こんな被害に遭うなんて信じられず、早急に対処したいと思いご相談しました。」

施工の様子

比較的新しい住宅ということで、侵入経路は限定的でした。調査の結果、屋根と外壁の接合部分にわずかな隙間があり、そこから天井裏へ侵入していることが判明。天井裏を確認すると、1頭のアライグマが巣を作り始めており、糞尿で断熱材が一部汚染されていました。速やかに捕獲器を設置し、3日で成獣1頭を捕獲。侵入経路は新築の美観を損なわないよう、外壁と同じ色の防獣材で完全に封鎖しました。汚染された断熱材は撤去し、天井裏全体を消毒・除菌。お子様がいらっしゃるため、人体に無害な薬剤のみを使用し、作業後の換気も十分に行いました。

お客様の感謝の声

「まだ新しい家なのに被害に遭い、本当にショックでしたが、迅速に対応していただき助かりました。施工後は音が全く聞こえなくなり、子どもたちもぐっすり眠れるようになりました。外観も全く変わらず、綺麗に仕上げていただいて感謝しています。新興住宅地でもこういう被害があるのだと勉強になりました。早期発見・早期対処の大切さを実感しました。安心して暮らせる家を取り戻していただき、本当にありがとうございました。」

会社からのお礼

藤本様、早期のご判断で大きな被害を防ぐことができ、心より嬉しく思います。お子様たちの安眠と、大切な新居を守ることができましたこと、スタッフ一同安堵しております。これからも安心して快適にお過ごしください。

事例2：庭の物置から母屋へ侵入ルートが（小郡市）

お客様情報

• お名前： 山下様（仮名）
• 築年数： 築25年
• お住まいの地域： 小郡市津古
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約5ヶ月
• ご家族構成： ご夫婦と高校生のお子様1人

依頼背景

「庭にある物置で、保管していた園芸用品や季節物の家電が荒らされるようになりました。最初は物置だけの被害だったのですが、いつの間にか母屋のキッチンにも侵入するようになり、朝起きると生ゴミが散乱していることもありました。夜中にキッチンでアライグマと鉢合わせした時は、本当に恐怖で声も出ませんでした。物置から家への侵入経路があるようで、家族全員が不安な毎日を過ごしていました。」

施工の様子

調査の結果、物置が拠点となり、そこから母屋へ続く配管の隙間や外壁の通気口を通って侵入していることが判明しました。まず、物置内の巣を撤去し、捕獲器を設置して1週間で2頭のアライグマを捕獲。物置と母屋をつなぐすべての侵入経路を特定し、専用の防鼠材と金属ネットで完全に封鎖しました。物置は徹底的に清掃・消毒し、収納物の配置も防獣の観点から見直しをアドバイス。母屋のキッチン周辺も清掃・除菌し、ゴミの管理方法についてもご提案させていただきました。

お客様の感謝の声

「物置から家への侵入ルートを完全に断っていただき、もう安心して眠れます。あの恐怖の夜から解放され、家族全員がホッとしています。物置も綺麗に整理でき、収納方法のアドバイスもいただいたので、今後は予防もできます。キッチンに現れた時の恐怖は忘れられませんが、もう二度とあんな思いをしなくて済むと思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。」

会社からのお礼

山下様、恐怖の体験をされた中、冷静にご相談いただきありがとうございました。ご家族の皆様が安心して暮らせる住環境を取り戻すことができ、スタッフ一同大変嬉しく思います。これからも安心してお過ごしください。

事例3：ペットのエサ場を狙って連日侵入（小郡市）

お客様情報

• お名前： 岡田様（仮名）
• 築年数： 築16年
• お住まいの地域： 小郡市大保
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約4ヶ月
• ご家族構成： ご夫婦と中学生のお子様1人

依頼背景

「庭で飼っている犬と猫のエサを夜に準備しているのですが、朝になると必ず食べ尽くされていました。ペットたちもお腹を空かせて可哀想で、最初は野良猫かと思っていましたが、ある夜、庭の照明をつけたらアライグマがペットのエサ皿に顔を突っ込んでいる姿を見てしまいました。ペットたちも怖がって庭に出たがらなくなり、家族みんなで心配していました。このままでは病気も心配で、早く何とかしたいと思いました。」

施工の様子

ペットがいらっしゃるご家庭ということで、安全性を最優先に作業を計画しました。調査の結果、裏の竹林から庭へ侵入し、ペットのエサを目当てに連日通っていることが判明。庭の奥の目立たない場所に捕獲器を設置し、ペットが触れないよう安全柵で囲いました。5日間で1頭の成獣を捕獲。竹林側の敷地境界に、ペットにも安全な電気柵を設置し、物理的な侵入防止策を講じました。さらに、ペットのエサの管理方法について、アライグマを誘引しない給餌のタイミングや保管方法をアドバイスさせていただきました。

お客様の感謝の声

「施工後、ペットのエサが荒らされることがなくなり、犬も猫も安心して庭で過ごせるようになりました。子どももペットと遊べるようになって喜んでいます。電気柵の設置も目立たず、庭の雰囲気を壊さない配慮が嬉しかったです。ペットへの安全配慮も完璧で、安心してお任せできました。大切な家族の一員であるペットたちを守っていただき、本当にありがとうございました。」

会社からのお礼

岡田様、大切なペットと暮らす平穏な日常を取り戻すことができ、心より嬉しく思います。ご家族とペットが安心して暮らせる環境をお守りできましたこと、スタッフ一同光栄に存じます。これからも楽しいペットライフをお過ごしください。

事例4：床下で出産・子育てをされた被害（小郡市）

お客様情報

• お名前： 野口様（仮名）
• 築年数： 築33年
• お住まいの地域： 小郡市三沢
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約6ヶ月
• ご家族構成： ご夫婦（60代）

依頼背景

「春先から床下で物音がするようになり、夏頃には『キュルキュル』という子どもの鳴き声のようなものが複数聞こえてきました。床下から異臭もするようになり、畳の部屋に座っていると臭いが気になって仕方がありませんでした。業者に床下を見てもらったら、アライグマが出産して子育てをしており、大量の糞尿で床板が腐食し始めていると言われ、本当にショックでした。早く対処しないと家が傷んでしまうと焦りました。」

施工の様子

床下での繁殖という深刻な状況のため、迅速かつ徹底的に対応させていただきました。調査の結果、床下に母親と子ども3頭の計4頭が生息し、長期間の糞尿で床下環境が著しく悪化していました。まず、専用の捕獲器を複数設置し、母子全頭を安全に捕獲。侵入経路は基礎の通気口と床下収納庫の隙間で、これらを金属製の頑丈な資材で完全封鎖しました。床下は高圧洗浄機で徹底的に清掃し、腐食が進んでいた床板の一部を補修。消毒・除菌・消臭処理を複数回実施し、床下の換気を改善する工事も併せて行いました。

お客様の感謝の声

「まさか床下で子育てまでされていたとは驚きましたが、母子全員を捕獲していただき、あの悪臭からも解放されました。床下の補修までしていただき、家の寿命が延びたような気がします。畳の部屋でも快適に過ごせるようになり、夫婦でホッとしています。古い家だからと諦めかけていましたが、丁寧に対処していただき、まだまだこの家で暮らせそうです。本当にありがとうございました。」

会社からのお礼

野口様、長年住み慣れた大切なお住まいを守ることができ、心より嬉しく思います。床下環境の改善により、これからも安心して快適にお過ごしいただけるようお手伝いできましたこと、スタッフ一同光栄に存じます。末永く健やかにお暮らしください。

事例5：屋根裏の断熱材が完全破壊された（小郡市）

お客様情報

• お名前： 緒方様（仮名）
• 築年数： 築19年
• お住まいの地域： 小郡市小郡
• お客様評価：★★★★★
• お悩み期間： 約7ヶ月
• ご家族構成： ご夫婦と大学生のお子様1人、小学生のお子様1人

依頼背景

「昨年の秋頃から天井裏で大きな物音がするようになり、冬は暖房の効きが悪くなったと感じていました。春になると天井にシミができ始め、業者に見てもらったところ、屋根裏の断熱材がアライグマに完全に破壊され、巣の材料にされていると言われました。糞尿の被害も甚大で、天井板まで腐食しかけている状態でした。修理費用のことも心配でしたが、子どもたちの健康被害が一番心配で、すぐに対処をお願いしました。」

施工の様子

長期間にわたる被害で深刻な状況でしたが、段階的に確実に復旧作業を進めました。調査の結果、屋根の破風板の隙間から侵入し、屋根裏を完全に占拠していることが判明。まず、屋根裏に設置した捕獲器で2頭のアライグマを捕獲。侵入経路を完全に封鎖した後、破壊された断熱材を全て撤去し、糞尿で汚染された屋根裏全体を専用洗浄剤で徹底洗浄。消毒・除菌を複数回実施し、新しい断熱材を設置しました。天井のシミ部分も補修し、お子様の健康を考慮して、作業後の換気と空気質の確認も行いました。

お客様の感謝の声

「被害が大きくて不安でしたが、完璧に修復していただき本当に助かりました。新しい断熱材のおかげで、冷暖房の効きも以前より良くなった気がします。天井のシミも綺麗になり、まるで何事もなかったかのようです。子どもたちの健康への配慮も素晴らしく、作業後の空気確認までしていただき、安心して家族全員が暮らせています。大規模な被害でしたが、プロの技術で完全復旧していただき、感謝の言葉しかありません。」

会社からのお礼

緒方様、大規模な被害からの完全復旧という大きな課題に、ご理解とご協力をいただきありがとうございました。お子様たちの健康と、ご家族の快適な暮らしを取り戻すことができましたこと、スタッフ一同大変嬉しく思います。これからも安心してお過ごしください。

Q1. 小郡市は宝満川が南北に流れていますが、これはアライグマの生息にとってどのような影響がありますか？

A1. アライグマにとって非常に好都合な環境です。宝満川とその支流である牟田川、草場川、槍巻川、宝珠川、高原川、口無川などが市内を流れており、これらの河川にはカエル、ザリガニ、魚などのエサが豊富にあります。また、河川沿いは安全な移動経路となり、市内全域に行動範囲を広げることができます。「七夕の里」小郡市の豊かな水辺環境は、残念ながらアライグマの繁殖と拡散を助ける大きな要因となっています。

Q2. 小郡市大崎地区の古い家屋に住んでいます。アライグマはどんな隙間から侵入しますか？

A2. アライグマは、大人の握りこぶし程度の隙間（直径約10cm）があれば、頭から侵入することができます。大崎地区のような古くからの集落では、屋根瓦のズレや壁板の老朽化による割れ目、床下の換気口の破損部分などが主な侵入経路になります。特に七夕神社周辺の歴史ある家屋は、木造建築が多く、長年の風雨で隙間ができやすいため注意が必要です。

Q3. アライグマは、家の柱や木製の建具をかじりますか？

A3. はい、かじります。アライグマも歯が伸び続けるため、柱や梁などの木材をかじって歯を研ぐことがあります。また、侵入経路を広げるために木材をかじることもあります。屋根裏に住み着いた場合、巣の周辺にある木材を削って巣材にすることもあります。室内に入り込んだ場合は、パニックになって家具や建具をかじる可能性もあります。

Q4. 小郡市は筑紫平野の北部に位置し、稲作が盛んですが、アライグマは水田に被害を与えますか？

A4. はい、被害を与えます。宝満川東側に広がる田園地帯は、アライグマにとって格好のエサ場です。特に収穫直前の実った稲穂を食い荒らしたり、田んぼに侵入して苗を踏み倒したりする被害が発生します。また、田んぼにはカエルやドジョウなどアライグマの好物が豊富なため、それらを探しに侵入して畦を崩す間接的な被害も起こります。筑紫平野の穀倉地帯として知られる小郡市にとって深刻な問題です。

Q5. 小郡市では果樹栽培も行われていますが、アライグマは果物を食べますか？

A5. はい、大変好んで食べます。小郡市で栽培されているいちごや梨、ぶどうなどの果物は、糖度が高く、アライグマにとって最高のごちそうです。収穫直前の完熟果実を選んで食べたり、果樹園に侵入して木に登って実を取ったりする被害が多発します。特に観光農園では、観光客向けの完熟果実が狙われやすく、経済的損失が大きくなります。

Q6. イオン小郡ショッピングセンターのような商業施設近くに住んでいます。アライグマは市街地にも出没しますか？

A6. はい、出没します。小郡市は住宅開発が進み、西鉄小郡駅周辺などの市街地が広がっていますが、宝満川沿いや丘陵地からアライグマが侵入してきます。特に商業施設から出る生ゴミは、アライグマにとって魅力的なエサとなります。夜間にゴミ置き場を荒らされたり、住宅地の庭や屋根裏に侵入されたりする被害が市街地でも発生しています。

Q7. 夜間に庭のゴミ箱が荒らされます。津古地区に住んでいますが、アライグマの可能性はありますか？

A7. 可能性は非常に高いです。津古地区は東北台地に位置し、丘陵地と住宅地が近接しているため、アライグマが出没しやすい環境です。夜間にゴミ箱が荒らされる場合、アライグマが犯人であることが多いです。アライグマは手先が器用なため、簡単なロック付きのゴミ箱では、いとも簡単に蓋を開けて中身を漁ってしまいます。

Q8. アライグマは、一度に何頭くらいの子どもを産むのですか？

A8. アライグマは繁殖力が非常に強く、春に一度の出産で平均3〜5頭の子どもを産みます。生まれた子どもは、約1年で性成熟し、次の年にはもう繁殖を始めます。天敵がほとんどいない日本の環境では、対策をしなければネズミ算式に増え続けてしまいます。小郡市のような河川と田園地帯、住宅地が混在する環境では、特に繁殖しやすい傾向があります。

Q9. 宝満川沿いで、アライグマの「ためフン」を見つけました。どう処理すればいいですか？

A9. アライグマのフンには、人体に有害な寄生虫（アライグマ回虫）の卵が含まれている危険性があるため、絶対に素手で触らないでください。マスクとゴム手袋を着用し、フンを乾燥させないように（卵が飛散しないように）霧吹きなどで少し湿らせてから、ホウキとチリトリで集めます。集めたフンはビニール袋に二重に入れ、しっかりと口を縛って可燃ゴミとして処分してください。河川敷は特に「ためフン」が見つかりやすい場所です。

Q10. アライグマの捕獲に、市販のネズミ捕り用のカゴは使えますか？

A10. 使えません。ネズミ捕り用のカゴはサイズが小さすぎる上に、強度が全く足りません。アライグマは力が非常に強く、簡単にカゴを破壊して脱出してしまいます。アライグマを捕獲するには、専用に作られた頑丈な「箱わな」が必要です。素人が安易に捕獲を試みるのは危険なので、まずは市役所に相談してください。

Q11. アライグマは泳ぎが得意だと聞きました。宝満川を泳いで渡ることはできますか？

A11. はい、得意です。アライグマは泳ぎが非常にうまく、宝満川程度の幅なら問題なく泳いで渡ることができます。そのため、七夕神社と牽牛社が宝満川を挟んで向かい合っているように、川で隔てられた地域でも、アライグマにとっては全く障害にならず、東西を自由に行き来できてしまいます。宝満川とその支流は、かえってアライグマの移動を助けてしまっているのです。

Q12. 小郡市でアライグマを捕獲した場合、市役所に連絡すれば引き取ってもらえますか？

A12. 必ずしも引き取ってもらえるとは限りません。捕獲したら、速やかに小郡市役所の環境課または農林振興課に連絡してください。市の方針や箱わなの貸し出しなどについて、詳しく案内してもらえます。捕獲後の処理方法についても指示を受けることができます。

Q13. アライグマの侵入を防ぐために、換気口に金網を張りたいのですが、どんな種類の金網が良いですか？

A13. 網目の細かい（1cm角以下）、頑丈な金属製の金網（ワイヤーメッシュなど）を選んでください。プラスチック製のネットや、網目の粗い金網では、アライグマが爪で引きちぎったり、こじ開けたりしてしまいます。また、取り付けが甘いと剥がされてしまうので、ネジやタッカーでしっかりと固定することが重要です。筑紫平野の湿気の多い環境では、錆びにくいステンレス製がおすすめです。

Q14. 如意輪寺（かえる寺）の近くで、夜に動物を見ました。タヌキとの見分け方を教えてください。

A14. 最も分かりやすい違いは、顔と尻尾です。アライグマは目の周りが黒く、タヌキのような模様ですが、タヌキよりも黒い部分がはっきりしています。また、アライグマの尻尾にはフサフサで黒い縞模様があり、長く太いのが特徴です。タヌキの尻尾は縞がなく、短くてフサフサしています。体格もアライグマの方がやや大きく、前足を器用に使って物をつかむ動作が見られます。

Q15. アライグマは、どんな音や匂いを嫌がりますか？

A15. アライグマは、オオカミなどの天敵の尿の臭いを配合した動物忌避剤や、木酢液やニンニクなどの刺激臭を嫌う傾向があります。ただし、これらは一時的な効果しかなく、空腹だったり、安全な場所だと学習したりすると、臭いに慣れて再び現れることが多いです。あくまで補助的な対策と考えましょう。

Q16. 小郡市では、アライグマの被害は農業被害と家屋侵入、どちらが多いですか？

A16. 小郡市は宝満川を境に西側に住宅地、東側に田園地帯が広がる地理的特徴があるため、両方の被害が発生しています。農地では米や果物などの農作物被害が、住宅地では屋根裏への侵入による糞尿被害や騒音被害が多発しています。特に河川沿いの地域では、農地と住宅地を自由に行き来するため、両方の被害が同時に発生しやすい傾向にあります。

Q17. アライグマに子どもが生まれるのは春とのことですが、その時期に特に注意すべきことは何ですか？

A17. 春から夏にかけては、母アライグマが子育てのために非常に神経質になり、攻撃的になります。また、エサを大量に必要とするため、より大胆に民家や畑に侵入してきます。この時期に屋根裏で物音がしたら、子育てをされている可能性が高いです。子育て中のアライグマは特に危険なので、絶対に手を出さず、すぐに専門家や市役所に相談してください。

Q18. 小郡市の「七夕の里おごおりまつり」のようなイベントで出る屋台のゴミは、アライグマを誘引しますか？

A18. はい、非常に強く誘引します。夏の「七夕の里おごおりまつり」など、小郡市には多くのイベントがあり、そこで出る食べ物の残りや生ゴミは、アライグマにとって最高のごちそうです。イベント開催中はもちろん、終了後のゴミの管理が不十分だと、その匂いに誘われて周辺のアライグマが集まってきてしまい、その地域に定着してしまう原因にもなります。

Q19. アライグマは、一度侵入した家に、翌年以降も戻ってくることはありますか？

A19. はい、戻ってくる可能性は高いです。特に、その家で無事に出産・子育てができたメスは、その場所を安全な巣だと記憶し、翌年以降も同じ場所で繁殖しようとします。また、そこで生まれた子どもも、成長して同じようにその家や近所の家を巣として利用することがあります。一度侵入を許すと、世代を超えて継続的な被害につながりやすいのです。

Q20. アライグマの被害で困っています。小郡市での最初の相談窓口はどこですか？

A20. まずは、小郡市役所の環境課または農林振興課に連絡してください。被害の状況や場所を具体的に伝えることで、今後の対策についてのアドバイスや、箱わなの貸し出しなど、市の支援制度について詳しく教えてもらえます。個人で危険な対応をする前に、必ず行政の専門窓口に相談することが、安全な解決への第一歩です。小郡市は住みやすい街として人気がありますが、自然環境が豊かな分、アライグマ対策も重要な課題となっています。