花粉や食べ物、金属などアレルギーを引き起こす原因は多くあり、
そのアレルゲンも人によって異なり、さまざまあります。その中でもアレルギー性の喘息やアトピーなどの症状がある方の
70~80%以上がダニ・ハウスダストが原因と言われています。
「ダニ」がいるとどのような被害があるのでしょうか?
ダニ被害と原因
ダニは実は昆虫ではなく、クモやサソリの仲間です。
地面や土の中、動物や植物の体表や体内、水中など広く分布しています。
動物に寄生する性質を持つものや、貯蔵食品の中などで繁殖するものは、
わたし達ヒトに直接被害を及ぼします。
ダニによる主な被害 | |
刺す・咬む | 動物寄生性のイエダニ・トリサシダニ・ワクモやマダニ・ツツガムシ等は人間を刺し、吸血する。 ツメダニは人間を咬むことがある。 |
吸血 | |
アレルギー の原因 |
家のダニ被害で最も問題があるヒョウヒダニの仕業。 空気中の埃や塵に含まれるヒョウヒダニの体や死骸、糞を吸入し、 これらがアレルゲンとなりアレルギー症状を引き起こす。 |
食品の中等で 繁殖 |
コナダニ・ニクダニが貯蔵食品の中で大繁殖することがある。羽毛の中ではヒョウヒダニが大繁殖する。 |
心因性ダニ被害 | ダニ被害を訴える方の中で「偽ダニ症」「ダニノイローゼ」と呼ばれ、 直接ダニが原因となっていない場合でも心因性のダニ被害を受けていることがある。 |
ダニ被害は現代病の一種とも言われています。
昔の住宅ではすきま風が多く取り入れられ、
冬になると寒さと乾燥により多くのダニが死滅していました。
しかし現代の高断熱・高気密住宅の普及で冬でも暖かく過ごせるようになった他、
風邪やインフルエンザ等のウイルス対策として使用する加湿器により
ダニにとって快適な環境となり簡単に冬を越せるようになりました。
春になると暖かくなりGWが過ぎる頃には大繁殖します。
また冬でもダニが発生したりすることもあります。
その大繁殖したダニによって被害が多く発生します。
ダニが繁殖する条件 | |
温度 | 20~30度 |
湿度 | 60~85% |
エサ | カビ・埃・フケ・食べ物カスなどダニのエサとなるものがある |
環境 | 畳・カーペット・布団等の卵が産める場所がある環境があること |
ダニは世界で約2万種存在すると言われており、
形態や生態はさまざまですが、1mm以下の小型のものがほとんどです。
主に夏季に発生し、秋口まで活発に活動しています。
高温多湿を好み、一派的には冬には活動しないと言われていますが、
現代の高断熱・高気密住宅の普及や暖房器具・加湿器の普及により
冬でもダニが発生したり、活動しやすい状態になっています。
それでは家で被害が発生する代表的なダニの種類をご紹介します。
家に害を及ぼす代表的なダニ | |||
種類 | 写真 | 生息時期 | 生息場所 |
ヒョウヒダニ | ほぼ1年中 | 寝具 ・ソファー・カーペット等 | |
ツメダニ | 梅雨から秋頃繁殖。 特に8、9月に被害が集中 |
畳・カーペット等 | |
コナダニ | 梅雨から秋頃繁殖。 | 畳 ・食品等 | |
イエダニ | 5~9月に繁殖。 | ネズミ・鳥の体や巣 |
□ ヒョウヒダニ
ほぼ1年中みられ、家でのダニ被害の多くがヒョウヒダニによるものです。
ヒトを刺すことはありませんが、寝具や絨毯などに多くいます。
増殖するとダニ本体や死骸、フンをアレルゲンとする、
アレルギー性疾患の原因となります。
高温多湿を好み、埃やヒトのフケ・アカ等をエサとしています。
□ ツメダニ
梅雨時期から秋口あたりに増殖します。
特に8、9月にヒトへの被害が多く報告されています。
一般的なダニ刺されと言われるよう、ヒト刺します。
吸血はしませんが、体液を吸うことがあります。
他のダニ類やチャタテムシ等をエサとするため、家の中に
これらのダニや昆虫が増えると、必然的にツメダニも増殖します。
□ コナダニ
高温多湿を好み、梅雨時期から秋口に増殖します。
繁殖力が極めて高く、高温多湿な時期は大発生することもあります。
ヒトを刺すことはありませんが、コナダニが大発生することで
ツメダニが増殖し、ツメダニによる被害が発生します。
エサは乾燥食品やワラ等で、乾燥食品(鰹節、煮干し、小麦粉、砂糖、
ドライフルーツ、チョコレート等)や畳、医療品などにも発生します。
大量に発生すると白く粉がふいたようになります。
コナダニは低温に弱いため、温度を下げると繁殖を抑えることが出来ます。
□ イエダニ
ネズミや鳥などに寄生する吸血性のダニです。
これらの動物が活発に活動する5~9月頃に多く発生します。
ネズミの巣などで大発生してしまった場合や宿主であるネズミや鳥が
死んでしまった場合など、移動してヒトから吸血することもあります。
吸血は基本的に夜間に行われ、発生時期とともにヒトへの被害も集中します。
イエダニは感染症を媒介するので、まずはネズミ駆除等を行わなければなりません。
ネズミがいるお宅では、イエダニの被害が多く発生しています。
屋外のダニとその被害
春から秋口にかけては、「マダニ」が多く発生します。
暖かくなり外出も増え、アウトドアシーズンがやってきましたが、
マダニによる被害は春から発生し、秋口には最も被害が拡大します。
世界中には800種類のマダニが存在し、日本には47種が生息しています。
種によって異なりますが、体長3~8mmで室内で発生するダニよりも大きく、
ヒトや動物の血を吸って生きているため、吸血後は10~20mmにもなります。
マダニはヒトや動物の体表につくと、皮膚を切り裂くように歯を刺し吸血します。
1~2週間ほど寄生し、その間にさまざまな感染症を媒介する可能性があり
非常に危険なダニの一種で知られています。
マダニが寄生し、吸血することで引き起こる感染症は、
○ 日本紅斑熱
○ Q熱
○ 回帰熱
○ ボレリア症
○ 重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)
など他にもさまざまあり、重症化して死亡するケースもあります。
野外でダニに咬まれた後、数日して発熱等の症状があった場合は、
速やかに皮膚科などの医療機関を受診するようにしてください。
ダニ被害を防ぐためには
実はどんなに掃除が行き届いていようが、ダニは潜んでいます。
しかし出来るだけ発生や繁殖を抑え、
ダニによる被害を防ぐためにはどのような対策をすればよいのでしょうか?
まずは「掃除」と「湿気を防ぐ」ことです。
ダニは非常に小さく、ほとんどが目に見えません。
ダニは繁殖する条件が揃えばすぐに増殖しだします。
そこでダニの好む湿気を出来るだけ抑えることと、
ダニが栄養としている埃などを掃除することこそが一番のポイントです。
ダニ対策のポイント | |
こまめな掃除 | カビの栄養分となるホコリやフケ、垢などを残さないようこまめに掃除すること。 寝具類をまめに干したり、衣類や布製品などダニがつきやすいものはこまめに洗濯すること。畳や絨毯なども天日干しするなど日頃から清潔に保つこと。 |
湿気対策 | 湿気対策の基本は「換気」すること。 天気が良く湿度が低い日には出来るだけ新鮮な外の空気を取り入れ、通気を良くする。押し入れやクローゼット等も扇風機を利用し換気することも有効。またエアコンのドライ機能や除湿機等も利用し、換気を心掛けること。 |
薬剤の使用 | ダニは埃や垢等だけでなく、カビも栄養分としているため「防カビ剤」「防ダニ剤」の使用が有効。 市販されているものもあるので上手に利用してみる。 |
健康管理 | ダニを吸ってしまっても、抵抗力があればアレルギー等の症状が生じることは軽減されることがある。 日頃から食事や運動などに気を配り、ストレスや喫煙などにも気を付けること。 |
日常的に掃除や湿気対策をすることでダニを予防することが出来ます。
ダニ被害でお困りの方は、手軽なことからダニ対策をしてみましょう。
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・公益社団法人 蟻害腐朽検査士 熊本県-17-0042
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