ヒトを刺す危険な「スズメバチ」「アシナガバチ」「ミツバチ」は日本での被害件数が圧倒的に多い種です。
平成31年度、熊本市役所によせられた害虫などの相談件数は以下のとおりです。
スズメバチ | 159件 |
---|---|
アシナガバチ | 94件 |
セアカゴケグモ(疑いを含む) | 31件 |
ミツバチ | 29件 |
ヘビ | 20件 |
チャドクガ | 20件 |
アリ | 16件 |
さまざまな害虫の相談内容でTOP3が「スズメバチ」「アシナガバチ」「セアカゴケグモ」となっていますが、圧倒的にスズメバチの相談件数が多いのが分かります。
【引用】身近な害虫/熊本市ホームページ
毎年ハチによる死亡事故が起きており、8月から10月までの間は特に気をつけなければなりません。なぜなら、働きバチの増加に伴い、活動が活発になるうえに凶暴性が増すからです。
キイロスズメバチはスズメバチの中で最も被害の多い種で、大きな巣を作るのが特徴です。
キイロスズメバチは日本全国の広い範囲で生息が確認されており、住宅地でも構わず巣をつくってしまうため非常に危険です。
スズメバチについて
全国で最も被害件数が多く、また重症例も多い危険なハチです。
種類によっても異なりますが、スズメバチは、「攻撃性・毒性・威嚇性」が高いのが特徴です。
スズメバチの巣は、なかなか気付きにくい場所に作られます。(種類によっても異なります)
周囲で飛ぶハチの数が急に多くなった場合や、ハチ達が一定の方向に飛ぶようになった場合等は、巣が近くにある恐れがあるので注意が必要です。
日本のスズメバチ類は、大型の「スズメバチ属」、中型の「クロスズメバチ属」、小型の「ホオナガスズメバチ属」という3つの属にわけられています。この3属17種類のスズメバチが日本に生息しています。
【日本に生息するスズメバチの種類】
スズメバチ属 | オオスズメバチ キイロスズメバチ コガタスズメバチ モンスズメバチ ヒメスズメバチ チャイロスズメバチ ツマグロスズメバチ ツマアカスズメバチ |
---|---|
クロスズメバチ属 | クロスズメバチ シダクロスズメバチ ツヤクロスズメバチ キオビクロスズメバチ ヤドリスズメバチ |
ホオナガスズメバチ属 | キオビホオナガスズメバチ シロオビホオナガスズメバチ ニッポンホオナガスズメバチ ヤドリホオナガスズメバチ |
ひとことでスズメバチと言っても日本にはこれだけの種類が存在します。
種類によっても習性が異なるため、スズメバチを発見した場合、ハチの行動を把握し、適切な判断をする為にも種類を見分ける必要があります。
住宅周りやヒトとの関係が大きいのはほとんどが「スズメバチ属」です。
まずはスズメバチ属の7種を見分けてみましょう。
オオスズメバチ
危険度MAX!!!!!!
世界最強、世界最大級のオオスズメバチは、非常に凶暴な性格で、昆虫界でも最強の捕食者とも言われています。
オオスズメバチ | |
写真 | |
体長 | 女王蜂:40~45mm 働き蜂:30~40mm |
活動時期 | 5月から11月頃まで |
特徴 | どのハチよりも体が大きく、縄張り意識が強く非常に攻撃的。ハチ類の中でも最も毒性が強く、非常に危険な種。 |
営巣場所 | 閉鎖空間(倒木などの樹洞・樹木の根元・地中など) |
巣の特徴 | 外壁に覆われ底の部分はむき出し。多くが人目につきにくい場所につくられるため、気付かない場合が多い。 |
キイロスズメバチ
スズメバチの中では小さめのサイズのキイロスズメバチ。
その名の通り、全身に占める黄色の割合が多く簡単に見分けられます。
凶暴な性格で、最も刺傷事故が多いのがこのハチです。
キイロスズメバチ | |
写真 | |
体長 | 女王蜂:25~28mm 働き蜂:17~24mm |
活動時期 | 5月から11月頃まで |
特徴 | 非常に攻撃的な性格で、都会でもよくみられる。 他のハチの黄色よりも強く発色していて全身が黄色。 |
営巣場所 | 開放空間・閉鎖空間などさまざま。 一定数を超えると他の場所へ引っ越しする習性がある |
巣の特徴 | 初期の巣は閉鎖空間につくられ、数が増えだすと開放空間へと引っ越しをする習性がある。(引っ越さない場合もあり、その場合はそのまま巣を拡大していく) 巣は大きなボール型になり、スズメバチの中でも最大級。 |
コガタスズメバチ
オオスズメバチと非常によく似ているため判別するのが困難です。
都会でもよくみられ、住宅街などでも順応しやすいハチです。
コガタスズメバチ | |
写真 | |
体長 | 女王蜂:25~30mm 働き蜂:22~28mm |
活動時期 | 5月から11月頃まで |
特徴 | 攻撃性はあまりなく、住宅街でもよくみられる。 体の大きさ以外はオオスズメバチとよく似ているため、判別するには腹部や顔で判断する。 |
営巣場所 | 開放空間 (木の枝・軒下・物置など) |
巣の特徴 | 女王が初期につくる巣はとっくり型。 徐々に働き蜂の数が増えてくると、やや小型でボール状の巣に変化していく。 |
ヒメスズメバチ
オオスズメバチの次に大型のスズメバチです。
危険度はあまりなく、巣を刺激しない限り攻撃はしてきません。
アシナガバチを好んで捕食します。
ヒメスズメバチ | |
写真 | |
体長 | 女王・働き蜂いずれも 24~37mm |
活動時期 | 5月から9月頃まで |
特徴 | 威嚇性は高いが、スズメバチの中では最も大人しい性格。腹部は黄色と黒色のしま模様で、お尻の部分が黒く、他のスズメバチとの区別が容易に出来る。 |
営巣場所 | 閉鎖空間 (床下・壁間・天井裏・地中・樹洞など) |
巣の特徴 | スズメバチの巣の中で最も小さく、下の部分が開いた釣鐘状の巣をつくる。あまり高い場所には営巣しない。 |
モンスズメバチ
日没後にも活動する珍しいハチです。
世界中でもヨーロッパから日本まで幅広く分布していますが、
最近では数が減少傾向にあり限られた地域でしか見られなくなりました。
モンスズメバチ | |
写真 | |
体長 | 女王蜂:28~30mm 働き蜂:20~28mm |
活動時期 | 5月から10月頃まで |
特徴 | 腹部の黒色と黄色のしま模様が波をうっているのが特徴。夜でも活動可能で、運動能力も高く、攻撃性も強い。 |
営巣場所 | 閉鎖空間 (天井裏・壁間・樹洞など)引っ越し習性がある |
巣の特徴 | キイロスズメバチと同様、集団の数に応じて巣を引っ越す習性がある。その場合は稀に開放空間に営巣する場合もある。 |
クロスズメバチ
全体的に黒色で、他のハチとは容易に判別可能です。
スズメバチの中でも攻撃性・毒性ともにそれほど強くありません。
クロスズメバチ | |
写真 | |
体長 | 女王蜂:約15mm 働き蜂:10~18mm |
活動時期 | 3月下旬から12月頃まで |
特徴 | 攻撃性や毒性はあまり強くない。他のスズメバチの体の黄色い部分が白に近く、黒い部分の面積が多いのが特徴。 |
営巣場所 | 閉鎖空間 (主に地中) |
巣の特徴 | ほとんどが地中につくられるため気付きにくい。家の壁内に営巣することもある。 |
チャイロスズメバチ
中部地方より北部に分布しますが、あまり数は多くありません。
キイロスズメバチやモンスズメバチの初期の巣を襲い、相手の女王蜂を刺して、巣を乗っ取る習性があります。
チャイロスズメバチ | |
写真 | |
体長 | 女王蜂:約30mm 働き蜂:17~27mm |
特徴 | 全身が黒・茶色をしてるため他の種との判別は容易に出来る。やや小型。 |
営巣場所 | 他のスズメバチの巣を乗っ取る |
巣の特徴 | キイロスズメバチやモンスズメバチの初期の巣を襲って働き蜂が羽化するまで、乗っ取った巣の働き蜂に働いてもらいながら次第に自身の巣とする。 |
ツマグロスズメバチ
沖縄県にのみ分布するハチです。
南の島では、このツマグロスズメバチに遭遇する可能性が高く沖縄では農作業中に刺傷被害が発生しています。
ツマグロスズメバチ | |
写真 | |
体長 | 女王蜂:25~28mm 働き蜂:20~22mm |
活動時期 | 4月から12月頃まで |
特徴 | 女王蜂と働き蜂の大きさが区別しやすい。体は赤褐色で、腹部の半分が黄色という独特の色合。 |
営巣場所 | 開放空間 (木の枝・草むらなどの低い場所) |
巣の特徴 | コガタスズメバチと同様、初期の巣はとっくり型で、徐々に働き蜂の数が増えてくると、ボール状の巣に変化していく。 |
ツマアカスズメバチ
2012年に対馬で発見された外来種です。
非常に攻撃性が高く、攻撃対象となると執拗に追い回し攻撃します。
ツマアカスズメバチ | |
写真 | |
体長 | 女王蜂:30mm 働き蜂:20mm |
活動時期 | 4月から12月頃まで |
特徴 | 全体的に黒色で、腹部の先端が赤味を帯びたオレンジ色。 非常に攻撃性が高く、攻撃対象となると執拗に追い回し攻撃する。 |
営巣場所 | 地中や木の茂み、数m以上の樹木の高い位置等 |
巣の特徴 | 初期の巣は地中や木の茂みなど低い位置につくられるが、規模が大きくなってくると樹木の高い位置に巣をつくり、都市部での生息も可能なため高層ビルや高層マンションに営巣することもある。 |
ハチ駆除のことならプログラントにおまかせください
プログラントの蜂駆除における5つのモットー
当社は、スズメバチなどの害虫駆除専門業です。
蜂は巣に接近したものに対して警戒、攻撃する習性があります。
巣を見つけましたらそっとその場を立ち去りすぐにご連絡ください。
プロの駆除担当者が迅速に安全に蜂駆除、巣の撤去をいたします。
駆除作業の際にはお客様の安全は第一ですが、近隣や付近の通行されている方への二次被害がないよう最善の作業方法を考え作業いたします。
また天井裏や床下などに営巣を作り侵入口がない場合でも当社にて点検口を作成し駆除いたしますので何なりとお尋ねください。
その1 迅速な対応!
蜂の被害は人命にかかわる程に危険性が高く、迅速な対応が求められます。
プログラントではご依頼を受け付けた当日の対応を基本としています。
お客様の都合で当日の対応が困難な場合は最短の日程でお客様の対応しております。
その2 蜂を逃がさない工夫!
蜂の駆除においては、蜂を逃がさずに駆除する事が大切で、蜂は人間が近づくと警戒のため巣から出て攻撃準備に入ります。
出来るだけ蜂を巣から出さず、また出てきた蜂を出来るだけ駆除するために蜂を刺激しないように接近する事はもちろんですが、出てきた蜂に対しては大小のネットを使用して蜂を一箇所に閉じ込め蜂の駆除施工致します。
その3 家屋や壁などに傷を付けない工夫!
天井裏、床下、壁の隙間などにも蜂は危険な巣を作ります。
このような場合、天井や壁を切り抜くなどの工事が必要になることがあります。
弊社では極力そのような工事を行わないように薬剤処理と蜂の出入り口の閉鎖をメインに作業を行います。
その4 機材を使用しての駆除!
蜂防護服の着用、または狭い隙間の奥や屋根裏、蜂の巣がある場合などは、ファイバースコープの使用、閉鎖箇所に薬剤が充満した場合などは強制換気、ハシゴが届かない場所には高所作業車を使用するなど、様々な機材設備を用いてあらゆる場合に対応出来るようにしております。
その5 蜂駆除後も安心のワンシーズン・アフターサポート!
戻り蜂対策が特に重要です。蜂の巣を除去すると、巣があった場所に出かけていた蜂が戻ってくることがあります。
当社では「戻り蜂対策」として、巣があった箇所に粘着マットを設置して対策を図ります。
当社では蜂の巣をきれいに取る技術もあり、不慣れな業者さんが行えば、蜂の巣をボロボロに壊してしまったり、危険な蜂が近隣を飛び回ったり、お家の軒先や壁・天井など壊してしまうなどのトラブルも発生いたします。
当社では蜂専門の熟練のスタッフが行いますので、全ての作業は当社にてお任せいただき、安全のためお客様はご自宅内に避難していただいております。
安心してお問い合わせください。再発保障も致します。
・革新する先進技術と経験で徹底的に蜂駆除を行います。
・社員教育に力を入れ、礼儀礼節・心配り・お客様第一主義で応対させて頂きます。
・安心の明瞭価格と手厚いアフターサービス。
蜂駆除施工の全てに、シーズン保証をしております。
※シーズン保証とは施工した翌年の3月まで同じ場所に巣が出来た場合、無料で駆除する保証のことです。
蜂の種類、お客様で判断が難しい場合は、まずはお電話ください。
当社専門スタッフがスズメバチの巣や周辺の状況を詳しく聞き取りさせていただきます。
蜂の巣の大きさや場所、駆除作業の難易度により料金は異なります。
ご連絡の際に、以下の項目をお知らせ下さい。
- ハチの種類(ご存知の範囲で結構です)
- 巣の大きさ(例:ソフトボール大、バレーボール程度等)
- 駆除の対象となる巣の個数
- 巣を作っている場所(例・庭の木の枝、軒下、ベランダ・小屋等)
※巣の場所・大きさ等により料金が異なります。まずはご相談下さい。
※調査費を頂いております。熊本市内は5,000円(税別)、熊本市外は10,000円(税別)となります。
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調査概要2022年2月 サイトのイメージ 調査
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藤井 靖光
株式会社プログラント 代表取締役
日本有害生物対策協会 理事
- 取得資格
-
・公益社団法人 日本しろあり対策協会シロアリ防除士13510
・公益社団法人 蟻害腐朽検査士 熊本県-17-0042
・一般社団法人 住宅基礎コンクリート保存技術普及協会
住宅基礎コンクリート保存技術士J21-0211
・一般社団法人 熊本県労働基準協会 特定化学物質四アルキル鉛等作業主任者
第4350号
・KOBELCO高所作業車第17号ー6・ロープ高所作業91
・狩猟免許・罠猟免許 - 得意なジャンル
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