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2023.10.08

床下環境改善

【基礎補修】基礎にひび割れが生じる原因と対策

阪神淡路大震災や東日本大震災、さらに2016年に発生した熊本地震など、震災予防補強工事や地震によって受けた震災補強工事、防災力を高める住宅の減災が急務だと言われています。

木造家屋のコンクリート基礎は、住宅等の建物を支えるだけでなく、地震によって家屋上部に生じたエネルギーを壁から土台基礎を通して地面に逃がすことで、木造家屋全体を地震から守るという大切で重要な役割を持っています。

以前の大震災等で、家屋の丈夫構造の耐震補強が施されていても、基礎がその強度を支えきれず、破壊やひび割れ等が生じ、被害が大きくなった事例が多く見られることからも明らかです。

熊本地震

以上のことをふまえて、まずは強度に見合った、耐力のある基礎にすることが必要ではないでしょうか?

当社で行う基礎補修工事は、強固な粘り強さで基礎を保護し、大規模倒壊による災害等から大切な命と住宅を守る補強材を使用します。

コンクリート基礎強化は、家屋補修や、耐震補強のポイントです!

あなたの大切な家を守るお手伝いをさせてください。基礎割れなどの調査、お見積りは無料で行います。この機会にぜひ一度、お問い合わせください!

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基礎って何だろう?

基礎は、構造物からの力を地盤に伝え、建築物本体である上部構造(住宅)を安全に支えるための、機能をもつ構造のことです。

家の土台を支える重要な役割をもつ基礎の多くは、その内部に鉄筋が組み込まれています。

この鉄筋が組み込まれることによって、飛躍的に向上するのが、基礎の強度です。

しかし、基礎の強度を向上させてくれる鉄筋は酸に弱いという弱点があります。

そのため、アルカリ性のコンクリートで覆い、酸化するのを防いでいます。

つまり、コンクリート内部にある鉄筋が腐食しないようにしているのです。

基礎は、住宅を支えるという重要な役割を持ち、通常鉄筋コンクリートでつくられていて、長期間にわたって住宅を支えています。

基礎

家の基礎にクラック(ひび割れ)はありませんか?

基礎のクラック

クラックとは、建物の外壁や内壁、基礎などにできる亀裂やひび割れのことです。

誰もが一度は見たことがあるのではないかと思われますが、現実的な問題として、クラックが生じることを避けるのは難しいでしょう。

ただ、ひとことで「ひび割れ」と言っても様々な種類があります。

放置しておいてよいものとそうでないものがあるため、種類によって適切な対応をしなければなりません。

◆クラック(ひび割れ)の種類◆

ヘアクラック 髪の毛のように細く、比較的短いひび割れの総称
構造クラック 建物の構造的な欠陥、凍結と融解の繰り返し、建物の不同沈下などから発生するひび割れ
乾燥クラック モルタルの外壁材は乾燥の過程で、水分の蒸発などにより収縮し発生するひび割れ
縁切れによるクラック 新旧の塗り次ぎ面に発生するひび割れ

当社では、基礎のひび割れ調査など随時無料で行っております。

お客様の大切な家を長持ちさせ、安全に、快適に暮らしていただくため、お手伝いをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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お急ぎの場合は0120-778-114までお問い合わせください。

クラック(ひび割れ)を発見した場合はどうすればいいのか?

当社でも床下点検等を行っている時に発見したり、お客様から直接、「基礎にひび割れがあるんだけど大丈夫ですか?」とご相談をお受けすることがあります。

基礎のひび割れとひとことで言っても、ひび割れの種類や程度などによっても判断が大きく異なるため、以下のようなことを確認する必要があります。

  • 他の基礎部分に同じようなひび割れの症状がないか調べる
  • 外壁や内壁に同じようなひび割れがないか調べる
  • 壁や床、建物の傾きがないか調べる
  • 生活するうえで気になる症状がなかったか確認する

他にも、クラックの幅を確認する、定規のようなものがホームセンターなどでも販売されているので、計測してみるのもいいかもしれません。

ちなみに、代用品としてシャーペンの芯を利用したり、テレホンカードは厚さが0.3mmであることから、ひび割れ箇所にさしてみて、ささるようなら0.3mm以上のひび割れが生じているということになります。

ただしあくまでも幅や長さを測る程度にしておき、専門家の目で直接調査してもらい、原因としっかりとした対策をすることをオススメします。

基礎の割れ コンクリート 基礎ヒビ

ひび割れが生じる原因

コンクリートがひび割れしてしまう原因は、さまざまです。

コンクリートの乾燥と収縮の繰り返し
基礎のひび割れでもっとも多いのが、乾燥による収縮です。乾燥によってコンクリート内部の水分が蒸発し、コンクリートが収縮します。その際に引っ張られたコンクリートが耐えきれずにひび割れてしまいます。
気温(寒暖)の変化
コンクリートは温度が急激に下降すると縮む性質を持っています。その縮もうとするチカラがコンクリートの引張強度を上回るとひび割れが発生してしまいます。夏場に施工された基礎によく起きる現象です。
不同沈下
家全体が均一に沈み込んでいるなら歪みなどの大きな被害が発生しませんが、部分的に沈下が発生すると家が斜めに傾くことで基礎が建物を支えきれなくなり、ひび割れが発生してしまいます。地盤が弱い場所に建っている家で発生する可能性があります。新築時には問題がなくても、1年後扉が閉まりにくくなったら不同沈下が生じている可能性があります。
地震などによる強い揺れや振動
よぼどの大地震でなければ、深刻なひび割れが発生することは少ないです。地震後、大きなひび割れが発生した場合は基礎に何らかの問題が発生している可能性があります。
施工上の原因
材料の異常やセメントの異常反応、材料の不均一な混ざり、コンクリート打設時の速度が速すぎる場合や、不当な打継ぎ、必要な鉄骨料の不足などでひび割れが発生してしまう場合もあります。
コンクリートの中性化
コンクリートは吸水性の高い素材なので、雨や大気中の二酸化炭素に長い間さらされると内部のカルシウム化合物が中性化してしまう現象が起きてしまいます。鉄筋を保護していたコンクリートが中性化してしまうことで、鉄筋が錆びて膨張してしまい、ひび割れが発生してしまいます。

基礎にクラックが入った写真

上記のように、施工不良や過誤、設計上のミスなど、施工上の原因のほか、地震などの自然災害、地盤の沈下などが原因でおこるものなどさまざまです。

ひび割れの問題点

実際に、ひび割れが生じている場合、どのような問題が引き起こるのでしょうか?

  • 見た目(美観上の問題)の低下
  • 耐久性の低下
  • 機能性の低下
  • 安全性の低下

お住まいの住宅にひび割れが生じると、その分だけ耐震強度をはじめとする耐久性は低下します。
特に、深いひび割れは建物を支える鉄筋が腐食する要因になります。

それだけではなく、ひび割れは、建物に耐久性の低下を招くような異常が発生していることを伝える信号でもあるのです。

例えると、地盤の変化により土台が傾き、建物に歪みが生じるような力が加われば、ひび割れが生じますが、このような力は、耐久性を低下させる大きな要因となってしまうのです。

また、例えば外壁などにひび割れが生じると、雨漏りなど漏水が生じ、外壁本来の機能性が低下してしまうことにも繋がります。

このように、ひび割れが生じると起こる問題が多くあります。

悩んでいる女性

さらに、このクラックなどの劣化をを放っておくと、コンクリートのひび割れから雨水などが流れこみます。

それが原因で、内部に組み込まれている鉄筋に錆が生じてしまいます。

その錆びた鉄筋が膨張することによって、まわりのコンクリートが押し出され、破壊されてしまい、剥落してしまう現象が起こります。

これを「爆裂現象」と言い、これが酷くなると鉄筋が露出した状態となり、コンクリートが欠落する恐れもあり危険です。

わずかなひび割れでも放置しないで、早めに補修改善を行ない、安全で快適な住環境を保つようにしましょう。

錆びた鉄筋が膨張してコンクリートが剥離してしまった

湿気が多い所の床下の基礎の劣化で、コンクリートが激しく劣化していて、
ドライバー等で突くと簡単に剥げ落ちてしまいます。

爆裂現象の対策

爆裂現象の対策としては、まず防水処理を行い、コンクリートのひび割れを補修しなくてはなりません。

そのためには、以下のような流れで補修作業を行います。

① 爆裂現象がある箇所を詳しく調査

② 剥落したコンクリートを除去

③ 露出した鉄筋の劣化部分を清掃除去

④ 鉄筋に錆止剤などを塗布して防錆処理を行う

⑤ 欠損部の埋め戻しにモルタルを充填する

当社で行う基礎補修は、クラックやジャンカに充填材などを施したあと、アラミド繊維・エポキシ樹脂による補修を行います。

この施工では、新築時と同様もしくはそれを上回る表面強度が補修が可能となっています。

わずか1mm~1.2mmの塗布厚でかなりの補強効果が表れます。

強さはコンクリートの9.5倍
アラミド繊維シートを貼り付けた塗膜は
コンクリートの57倍
アラミド繊維は引っ張り強度7倍
という驚異の強さです。

宇宙船や航空機の部材・防弾チョッキ・消防防火服にも使用されているほど、優れた性能を持っています。

パワーアラスト パワーアラストを塗った例

その他のトラブル

白華現象

コンクリートや塀に白く粉をふいたようなものを見たことはありませんか?

これは「白華現象」と言い、特に作って間もないコンクリートに起こりやすい現象です。

また、亀裂やひび割れに沿って漏れてくる水(漏水)が原因となり発生することもあります。
この現象そのものに害はなく、構造物にも大きな影響を与えませんが建物の美観が損なわれてしまい問題となることがあります。

白華現象 白華現象

白華は白華除去剤で取り除くことが可能です。

チョーキング現象

他にも白華現象とよく似ていますが、手で壁を触った場合に白い粉が手についたことがありませんか?

これは、紫外線により塗膜表面の樹脂が劣化・分解されてしまい、顔料がむき出しになって粉状態になっている状態で「チョーキング現象」と呼ばれます。

外壁の目的は、水が壁内に入らないようにし、劣化させないという目的がありますが、「チョーキング現象」が起こった壁はほとんど保護されていない裸の状態に近いです。

水を吸わないように塗装していたのに、塗装が剥がれしまっている状態なので、外壁は水を吸うようになり、放置しているとカビやコケの原因になります。

さらに水を吸って乾いての繰り返しを行うと、壁自体が動き、クラック(ひび割れ)の原因にもなります。

外壁塗装の劣化の兆候である「チョーキング現象」を見逃すことなく、しっかりと業者に塗装をしなおしてもらうことで、汚れ・ひび割れ・カビ・コケなどの症状を未然に防ぐことができます。

チョーキング現象 塗膜の浮き

まとめ

大切な基礎のひび割れなどのトラブルは、建物の耐力低下につながります。

大切な財産である家の価値を下げないため、毎日を快適に過ごすため、安心して住める住宅づくりは「メンテナンス」がとても大切です!

詳しくは、調査にお伺いして基礎補修の必要の有無などをご説明します。

気になる方や、基礎のひび割れでお悩みの方は一度ご相談ください。

プログラントではお客様第一主義としています。
お客様のご要望に出来るだけ添えられるよう休日・営業時間外でも対応できる体制を整えています。
問合せにつきましては、弊社ホームページのお問合せフォームに記入して頂くか、お気軽にお電話下さい。

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調査概要2022年2月 サイトのイメージ 調査

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スペシャリスト

藤井 靖光

株式会社プログラント 代表取締役
日本有害生物対策協会 理事

取得資格
・公益社団法人 日本しろあり対策協会シロアリ防除士13510
・公益社団法人 蟻害腐朽検査士 熊本県-17-0042
・一般社団法人 住宅基礎コンクリート保存技術普及協会
 住宅基礎コンクリート保存技術士J21-0211
・一般社団法人 熊本県労働基準協会 特定化学物質四アルキル鉛等作業主任者
   第4350号
・KOBELCO高所作業車第17号ー6・ロープ高所作業91
・狩猟免許・罠猟免許
得意なジャンル
シロアリ防除・ハチ駆除・その他害虫防除全般・害獣防除全般・害鳥防除全般
担当者コメント
業界経験30年以上・調査作業実績30000件以上の、
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