木造住宅、鉄筋コンクリート造住宅、鉄骨造住宅などがありますが、
どの住宅も多くの箇所で木材を使用しています。
マンションなどでは、シロアリの被害が発生したり
木材が腐朽するなんてことないだろうと考えている方も
少なくありませんが、木材は使用されているため
木造住宅に比べ、被害にあうリスクや程度は低いものの
全く木材の被害にあわないというわけではありません。
木材の被害
□ シロアリによる食害
□ 腐朽菌による腐れ
□ カビの繁殖
□ その他害虫による食害等
木材の被害は、上記のような被害があります。
大切な家に長く住み続けるには、家の重要な構造となる「木材」を
いかに長持ちさせるか…ということです。
木材を長持ちさせるためには、まずは腐らせないこと。
「木が腐る」という現象は、木材腐朽菌による仕業です。
木材腐朽菌とは?
木材腐朽菌とは、木材を腐らせる菌のことです。
実は皆さんもよく目にする、シイタケやエノキタケ、シメジなどの
キノコ類も分類上は木材腐朽菌と呼ばれる菌と同じ仲間です。
その中でも、特に木材の主成分である
セルロース、ヘミセルロース、リグニンを分解する能力を持つもので、
この菌が木材に住み着くことで、養分が失われた状態になり木が腐ります。
わたし達の住む家の敵となる腐朽菌は大きく分けて2種類あります。
木材腐朽菌 | ||
褐色腐朽菌 | 白色腐朽菌 | |
写真 | ||
特徴 | セミロースとヘミセルロースを分解する。 腐った木材は褐色に変色する。 |
セルロース・ヘミセルロース・リグニン といった木材の主成分全てを分解する。 腐った木材は白色に変化する。 |
被害対象木材 | 主に住宅の建築材としてよく利用される 針葉樹林を腐朽する。 特に床下で多くみられる。 |
主に広葉樹を腐朽する。 |
被害の状況 | 木材の縦横に亀裂が生じる。 (指で木材の表面をつまむと粉状になる) |
豆粒大の穴が無数にあく。
(木材の表面に繊維状にほつれる) |
仲間 | ナミダタケ・イドタケ等。 建物を腐らせるほとんどの キノコがこの種類。 |
食用のキノコなど。 (椎茸・エノキ・なめこ等) |
この腐朽菌の繁殖には、4つの条件があります。
木材腐朽菌の繁殖条件 |
|
温度 | 3~45度(3度以下では発育しにくい)。 ※30度前後が発育に最も適している。 |
水分 | 大気中の湿度85%以上・木材の含水率が25%以上 になると発生条件が整う。 含水率を25%以下にすると腐りにくくなる。 |
空気 | 空気がなければ木材腐朽菌は生息できない。 (水中に浸ってる木材は腐朽しない) |
栄養分 | 木材の主成分(セルロース・ヘミセルロース・リグニン)など。 |
以上の4つの項目の1つでも欠ければ、木材腐朽菌は活性化しません。
その中で温度や空気というのは、生活空間で必要不可欠なものである他、
管理することや制御することは非常に難しいでしょう。
栄養分も木材の主成分であるため、なくすことは困難です。
しかし防腐剤による処理を行うことで腐朽を防止できます。
最後に残った腐朽菌繁殖条件の「水分」。
木材を湿らさないよう管理することこそが最も有効な腐朽菌対策となります。
上記の腐朽菌繁殖条件を見て分かるように、
木材腐朽菌は、高温多湿を好むため、特に湿度に注意して
しっかりと管理をしていれば腐朽を遅らせたり、抑制することが出来ます。
特に木材が豊富にあり、ジメジメと湿気の多い床下は、
常に腐朽菌が繁殖しやすい条件が整った環境と言えます。
木材腐朽菌は木材にに付着して木を腐らせるので、
木材に形態的損傷をあたえ、さらに木材の強度は低下するため
住宅の耐震などの安全性や資産価値が損なわれてしまいます。
木材が腐朽しやすい箇所 | |
腐朽しやすい箇所 | 原因 |
床下 | 通気や換気が不十分で湿気が多い状態となっているため。 また最も土壌に近い場所であるため、水分の蒸発により木材が湿る原因になる。 |
浴室や台所など 水廻り |
水を使用する頻度が高く、常に湿気の多い状態となっているため。 |
雨漏り箇所 | 屋根や開口部周辺で雨漏りがあったり、配管の老朽化・破損により水漏れがある場合は直接木部に水分が常にある状態になったり、湿気の多い状態となるため。 |
水漏れ箇所 | |
雨水流入・ はね返る箇所 |
雨どい付近など雨どいからあふれた雨水や、破損個所からの漏水によるもの。また雨水がはね返る箇所も木材が湿る原因になる。 |
結露付近 | 結露によって生じる水がたれたり木材を湿らせたり、湿気の多い証拠。 |
ひび割れ箇所 | ひび割れ等により雨水の流入や漏水により隣接する木材は湿りやすくなる。 |
木材腐朽菌により、木材の重量が10%軽くなってしまうと、
その木材の強度は40%程落ちてしまうと言われています。
木が腐るという現象は自然なことですが、
定期的にに点検を行うことで腐朽などの被害や、
腐朽の原因となっている水漏れや破損個所などを早期に発見し、
木材の被害を予防し、家を長持ちさせましょう。
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藤井 靖光
株式会社プログラント 代表取締役
日本有害生物対策協会 理事
- 取得資格
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・公益社団法人 日本しろあり対策協会シロアリ防除士13510
・公益社団法人 蟻害腐朽検査士 熊本県-17-0042
・一般社団法人 住宅基礎コンクリート保存技術普及協会
住宅基礎コンクリート保存技術士J21-0211
・一般社団法人 熊本県労働基準協会 特定化学物質四アルキル鉛等作業主任者
第4350号
・KOBELCO高所作業車第17号ー6・ロープ高所作業91
・狩猟免許・罠猟免許 - 得意なジャンル
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