4月に入り、いよいよ春本番となりました。
暖かい陽気に、春用の薄手の服をタンスの奥から引っ張りだした!
という人も多いのではないでしょうか?
しかし見たこともないシミが…
まさかカビ?と慌てる方もいらっしゃると思います。
冬の間は外気との気温差によって「結露」が生じやすくなります。
しかし暖かくなってくる春になるとそんな悩みともおさらば!
とお考えの方も多いのではないでしょうか?
寒い冬の間はどうしても暖房器具の使用で外気との温度差が大きくなり、
外に干しても乾きにくい洗濯物を部屋干しにして加湿器代わりにしたり、
鍋料理や汁物も増え、どうしても室内の湿度は高くなりがちです。
その上、生活する人間からも水分は放出されています。
料理に洗濯、人間からも意外と多く水分が多く放出されますます
室内の水分は増えるばかりです。
人間が放出する水蒸気量 (室温25℃) | |
主な動作 | 放出される水蒸気量 |
動かない状態 | 57cc |
立つ・座るなどの軽い動作 | 162cc |
料理・洗濯などの普通の動作 | 252cc |
運動やストレッチなど重い動作 | 324cc |
呼吸や汗をかくことで人間からも水分が絶えず放出されています。
ジッとしているだけで1時間に57ccの水分が出ています。
4人家族の場合では1時間に2L以上の水分が放出されていることになります。
家の中で発生する結露やカビの原因となる湿気は、住まいの大敵です。
湿気の多い状態を放っておくとさまざまな問題が発生します。
結露 | 台所や浴室などの水廻り、押入れ、クローゼット、畳などの風通しの悪い場所や窓ガラス、サッシに結露が生じやすくなる。 |
⇊ | |
カビ | 結露を放置しておくと、水分が多いためカビが発生しやすくなる。 |
⇊ | |
ダニ | カビをエサとするダニの発生や繁殖につながる。 |
⇊ | |
腐朽 | 結露が床下や壁の中で生じると、木材腐朽菌が発生し木を腐らせる原因となる。特に家を支える重要な構造材を腐食すると家の耐久性・耐震性に問題が発生。 |
⇊ | |
害虫 | 腐った木材はシロアリのエサとなる。腐朽菌で弱った部材にシロアリの被害をうけると、より家の耐久性・耐震性に問題が発生。 |
⇊ | |
疾患 | カビやダニによって喘息や花粉症、アレルギーなどの疾患の大きな原因となる。 |
外気との温度差がある冬は、窓ガラスやサッシ部分に結露が生じやすくなります。、
実は同じように床下でも、結露は生じています。
結露が発生してしまうとカビの発生の原因となり、
さらにカビをエサとするダニの繁殖にも繋がります。
そのカビやダニが原因でご家族のアレルギー疾患などの健康被害を引き起こしたり
結露の発生しやすい床下では、木材腐朽菌の発生によって木材が腐れる原因となります。
そして湿気の多い場所を好むシロアリが土壌より侵入し、
土台や柱などの重要な構造材が食害され、木材の腐朽などが原因により
家の耐久性や、耐震性の問題へと発展していきます。
そもそも結露の原因は、基本的には換気不足です。
住人の方のライフスタイルに関係がある場合や、現代の高気密住宅での
高性能な家が原因ともなっている場合があります。
昔の住宅は、高い床下で通気がしっかり出来ていたり、自然素材を使用していたり、
すきま風が多く取り入れられる造りになっており、
高温多湿な日本にはもってこいの住宅で、夏向きの住宅となっていました。
現代の住宅は、耐震性を重視し床下がない構造であったり、
すきま風が入ることなく、冬でも快適に過ごせるように、
また夏には冷房の効率をあげることが出来る等、気密性の高い住宅が増えています。
コンクリートの布基礎でほとんどの部分が覆われていたり、
床下が狭い又は床下がないなどの理由により、
簡単に通気が行えないような状態になっているのが現状です。
通気が出来ないということは、湿気がこもりやすい状態となります。
現代の高気密・高断熱住宅の構造は、新しい技術で快適に住むことが
出来るようになった一方、湿気がこもりやすいというデメリットがあります。
湿気が多いと結露が生じる
結露が生じる一番の原因は「高湿度」です。
まず結露とは、空気中の水蒸気が凝縮し、
固体物質等の表面や内部で水滴が生じることです。
簡単にご説明すると、
温かく湿った空気が冷たいものに触れ、水滴となって現れる現象のことです。
結露は発生する箇所によって2つに分類されます。
結露 | ||
種類 | 表面結露 | 内部結露 (壁体内結露) |
特徴 | ガラス窓や壁などの表面で生じる | 壁の内部で生じる |
被害 | 室内・壁・床下等をジメジメした 湿気の多い環境にし、カビやダニを 発生させる原因となる。 カビやダニによりアレルギー性疾患など、 人体の健康に悪影響を与える。 |
壁の内部で カビ、ダニを発生させる原因となる。 壁体内で水滴になり、断熱材も 濡れてしまうなど断熱材本来の 機能が失われてしまう。 断熱材も水滴を含みきれなくなると 落下して土台や柱などが腐れやすくなる。 壁内部に結露を生じる木材を 腐朽させる大きな原因となり、 建物の耐久性を大きく低下させる。 |
発生原因 | 換気不足や加湿のしすぎなど ライフスタイルにより発生。 床下では土壌からの水分上昇、水漏れ、 換気不足などさまざまな環境や 条件によって発生。 |
室内で発生した水蒸気が 内部(壁体内)に侵入するため。 |
冬場は窓ガラスやサッシがびしょびしょ、
夏場は冷えた飲み物を入れたグラスが水滴だらけ。
そんな状態が気付かない内に床下でも引き起こっています。
計画的な換気を行いましょう
室内や床下での結露を予防するには「換気すること」が重要です。
室内の結露対策 | |
具体的な対策 | 方法・手段 |
換気 | 最も重要で手軽な対策。 窓を開けたり換気扇の使用などで外気との温度差をなくし、室内の湿気を排出する方法。 |
除湿 | 湿気が多いことが結露の大きな原因。 除湿機や除湿材の使用で強制的に湿度を下げる方法。 |
暖房器具の 見直し |
ファンヒーターや石油ストーブは室内で燃料を燃やして暖めるため排気中に多くの水蒸気を発生させる。 出来るだけ水蒸気の発生しないエアコンなど非燃焼系の暖房器具を使用する。 |
生活の見直し | 洗濯物の部屋干し、観葉植物からの水分蒸発などに気を付ける。 料理中や入浴時には換気扇の併用を忘れずに。 |
家具の配置 | 家具同士や壁に密着させないようにする。 大きな家具によって室内に空気が停滞しないよう、風通しを良くする方法。 |
押入れを 閉め切らない |
押入れやクローゼットも湿気がこもりやすい場所。 詰め込みすぎに注意し、スノコなどを利用し僅かでも空気が流れる状態にする。新聞紙を入れておくことも湿気対策になる。定期的に扇風機などで強制的に空気を流し、通風をよくする。 |
結露対策グッズ | 結露防止シートや給水テープ、スプレーなど結露防止対策グッズを利用する方法。 ホームセンター等で販売されているため結露する場所や環境によって使い分ける。 |
リフォーム | ペアガラスや二重サッシ、断熱工事などによって結露を防止する方法。専門業者へ相談してみる。 |
窓を開け換気したり、除湿機の使用など手軽に出来ることから始めてみましょう。
床下の結露対策 | |
具体的な対策 | 方法・手段 |
定期的な点検 | 単に土壌からの水蒸気の蒸発だけでなく、雨漏りや水漏れ等による湿度上昇の可能性等あるため、専門の業者による定期的な点検を行う方法。 被害を早期発見できたり、結露(湿気)対策の的確なアドバイスがもらえる。 |
換気口 | 換気口を新たに設けたり、換気口を大きくしたりする方法。 耐震性に問題が発生しないよう注意しながら、通気を良くする。 |
床下換気扇 | 換気口からの自然換気だけでは十分ではない場合、強制的に湿った空気を排出し、風の流れをつくりだす方法。 ただし雨天時や夜間等の空気流入は逆効果になるのでタイマー式が基本。 |
床下除湿機 | 床下にたまっている湿気を水に換えて排水する方法。 湿気が多い水廻りの床下などに最適。 |
調湿材 | 周囲の湿度が高い場合は湿気を吸収し、乾燥時には湿気を排出する等湿気をコントロールする方法。 シートなどを敷くものや撒くものなどがある。ただしシロアリや細菌の住処となりやすい調湿材もあるため、性能の見極めが大事。 |
防湿シート | 土壌からの湿気を遮断する方法。 また壁体内への水蒸気流入を防止し壁体内結露を防止する。 ただし防湿シートの下や上に水が溜まることもある。その場所にシロアリの巣が出来る場合もあるためシロアリ予防消毒などの害虫対策も必要。 |
基礎パッキン | 建物の基礎と土台の間に緩衝材を挟み、床下の換気量を上げる方法。 木材とコンクリート部分の付着面が無くなり、結露による木材の腐朽が予防でき耐久性にもよい。 |
床下の湿気の状況や、建物の構造に応じて床下の環境を改善しましょう。
(床下環境改善 床下の湿気を取り除きましょうについてはコチラ)
(床下の湿気は室内まで侵入。あなたの家は大丈夫?についてはコチラ)
床下の湿気は、単に床下の問題だけでは済みません。
室内へ床材を通り抜けながら上がっていき、
畳やじゅうたんなどを湿らせ、押入れの中にまで侵入します。
床下の湿気の原因は
☑ 敷地の土壌そのものが湿気ている場合
☑ 床下や敷地内の通風が良くない場合
☑ アクシデントにより土壌の水分が通常より多くなってしまう場合
などさまざまですが、放っておいても改善しません。
床下の湿気が多い状態を放置すると、カビや腐朽菌の発生、
シロアリの好む環境となってしまい建物の耐久性の低下や
家自体の寿命を縮めてしまうことになります。
床下の環境を改善し、結露やカビ、シロアリなどの害虫を予防し、
ご家族の健康や住まいの老朽化を防止しましょう。
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藤井 靖光
株式会社プログラント 代表取締役
日本有害生物対策協会 理事
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-
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・公益社団法人 蟻害腐朽検査士 熊本県-17-0042
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