屋根上や天井裏の写真は現場調査時の記録です。ご自身で屋根へ上ったり、天井裏へ入ったりせず、安全な場所から分かる範囲をご確認ください。
写真は「移動経路・侵入口・被害箇所」を分けて読みます
| 確認するもの | 写真から見るポイント |
|---|---|
| 移動経路 | 柱・雨樋・外壁・屋根に残る傷や足跡。どの方向へ痕跡が続くか。 |
| 侵入口 | 外側と建物内部をつなぐ開口部。周辺の痕跡や出入りの記録があるか。 |
| 被害箇所 | フンの堆積、断熱材の破れ、天井板や内装の汚れ・損傷がどこまであるか。 |
アライグマは木登りが得意で、屋根裏や壁の隙間に入り込み、ねぐらにすることがあります。環境省の手引きでも、家屋への侵入、フン尿による汚損、壁の隙間での幼獣の確認例が紹介されています。[1]
外側の痕跡|玄関ポーチ・雨樋・外壁・屋根
まずは、地面から屋根へ向かう途中に残る痕跡です。傷や足跡の接写に、建物全体との位置関係を組み合わせると、確認すべき場所が分かりやすくなります。
玄関ポーチの柱は、傷の残る高さと上部の構造を確認する
木製の柱に細い傷が重なっている場合は、傷のある面だけでなく、柱の上に庇や屋根があるか、周囲の外壁にも足跡がないかを確認します。玄関付近の傷を見つけても、その場所が直接の侵入口とは限りません。屋根へ上がる途中に付いた痕跡と、内部に入る場所を分けて考えます。



アライグマの侵入・被害の確認情報:株式会社プログラント。
雨樋と外壁は、足跡の位置関係を見る
縦樋や外壁に残る足跡は、建物に接近・移動した状況を調べる材料になります。どの高さにあるのか、樋の近くに足場になる構造があるのか、その上方に庇や隙間があるのかを、周辺の写真と合わせて整理します。

アライグマの侵入・被害の確認情報:株式会社プログラント。


アライグマの侵入・被害の確認情報:株式会社プログラント。
屋根の足跡は「屋根を歩いた痕跡」として確認する
瓦の上に残った足跡からは、屋根上での移動を調べられます。ただし、指の跡は汚れの量や重なりで不鮮明になることがあります。足跡の形や本数だけに頼らず、近くの開口部や天井裏の状態も合わせて確認します。



アライグマの侵入・被害の確認情報:株式会社プログラント。
動物の種類がまだ分からない場合は、家の周りの足跡・爪痕の確認ポイントもご覧ください。
開口部|屋根の取り合い・軒天・外壁
屋根までの移動経路を確認したら、次は建物内部につながる開口部です。足跡がある場所と、実際に入っている場所が離れていることもあるため、建物の構造に沿って調べます。
屋根際の隙間と軒天の欠損は、内部とのつながりを確認する
屋根と壁の接合部や、軒先を下から覆う「軒天」の破損部分は、内部を確認する際の着目点です。既にあった劣化、補修材の外れ、動物が加えた損傷を整理します。開口部の大きさだけで出入りを決めつけず、その周囲に足跡・擦れ・付着物がないかも確認します。


アライグマの侵入・被害の確認情報:株式会社プログラント。

アライグマの侵入・被害の確認情報:株式会社プログラント。
個体が写った記録は、開口部との位置関係を示す
写真07は、外壁の開口部にアライグマの姿が写った例です。穴だけの写真よりも、個体と開口部の関係が分かります。一方で、静止画1枚からすべての出入口や建物内部の被害範囲までは把握できません。

確認根拠:開口部に写るアライグマと、プログラントの現場確認情報。
穴を見つけたら、塞ぐ前に内部の状況を確認します。
建物内に個体や幼獣が残っていないかを確認し、状況に応じた対処と補修・封鎖を検討します。封鎖の必要性や施工については、侵入口封鎖の解説をご覧ください。
動物全般の侵入口候補を写真で確認したい方は、写真でわかる害獣の侵入口で、部位ごとの確認ポイントを紹介しています。
天井裏|フン・断熱材・幼獣の確認例
天井裏では、動物の姿の有無に加え、フンの堆積場所や断熱材の状態を確認します。屋根の足跡と、内部に残った被害を合わせて見ることが大切です。
フンは、堆積している位置と周囲の状態も記録する
フンがまとまって残っている場合は、その場所だけでなく、近くの木部や断熱材にも汚れがないかを確認します。写真の見た目だけで被害期間や頭数を判断することはできません。現場では、場所・広がり・周辺の痕跡を合わせて記録します。


アライグマの侵入・被害の確認情報:株式会社プログラント。
天井裏のフンが何の動物のものか分からない場合は屋根裏にフンを見つけたときの確認ポイントを、清掃時の注意点はフン尿清掃の衛生リスクをご覧ください。
断熱材は、破れ・露出・散乱とフンの付着を見る
断熱材の被覆が破れ、中身が露出したり、周囲へ散乱したりしている例があります。フンが残る場所、被覆だけでなく中身も乱れている場所、壁際に垂れ下がっている場所など、状態を分けて確認します。


アライグマの侵入・被害の確認情報:株式会社プログラント。

アライグマの侵入・被害の確認情報:株式会社プログラント。
こうした写真は被害の説明に役立ちますが、清掃や交換の範囲は、見える表面だけでは決められません。周辺や下側の状態も調べ、必要な作業を判断します。施工内容は害獣被害後の断熱材交換・敷き込みで詳しくご案内しています。
幼獣がいる例では、目立つ場所だけで判断しない
写真11では、木部に囲まれた狭い空間に複数の幼獣がいます。外で見かけた1頭や、一時的に音が止まったことだけで、建物内の状況を判断しない理由の一つです。幼獣や動物を見つけた場合は触らず、状況を伝えてご相談ください。


確認根拠:写真に写るアライグマの幼獣と、プログラントの現場確認情報。
内部で何を調べるのかは、天井裏調査の確認項目をご覧ください。
天井裏から鳴き声が聞こえる場合は、屋根裏から鳴き声がする原因もあわせてご確認ください。
室内側の状態|天井の変色・落下・内装の傷
天井裏の被害が、室内側の変色や建材の破損として現れることがあります。ここでは、アライグマが天井から落下したことが確認された被害写真も紹介します。
天井板のシミや変色は、天井裏側の状態と照らし合わせる
写真12では、天井板の変色と、開口部から垂れ下がる断熱材が確認できます。アライグマの被害が確認されている住宅でも、シミの色や形だけで尿・雨漏り・結露などの原因を確定することはできません。室内側の位置と、天井裏側のフン尿や水分の状態を照らし合わせます。

落下被害の確認情報:株式会社プログラント。
シミの原因全般を整理したい場合は、天井にシミがあるときの原因確認をご覧ください。
アライグマが天井から落下した被害例
写真13・14は、アライグマが天井から落下したことが確認された被害写真です。天井板が大きく破損し、断熱材や天井材が室内側へ垂れ下がったり、床へ散乱したりしています。


落下被害の確認情報:株式会社プログラント。

落下被害の確認情報:株式会社プログラント。
こうした状態では、目に見える穴に加え、その周辺の天井材や天井裏の状態、室内に散乱した物の範囲を確認する必要があります。被害の程度は、建物の構造や部材の状態などによって異なります。
内装の傷は、表面と周辺を合わせて確認する
アライグマ被害が確認された現場では、内装表面に細長い破れや汚れが残っている例もあります。傷のある面だけを直す前に、天井や壁際など周囲の被害と、動物が残っていないかを確認することが大切です。


アライグマの侵入・被害の確認情報:株式会社プログラント。
似た跡を見つけたら、場所が分かる写真を残してください
今回の写真は、アライグマの侵入・被害が確認された現場の例です。ご自宅に似た跡があっても、同じ原因や同じ被害範囲とは限りません。安全な場所から撮れる範囲で、次の情報があると相談時に状況を伝えやすくなります。
| 見つけたもの | 記録すると伝わりやすいこと |
|---|---|
| 柱・雨樋の傷や足跡 | 跡の接写と、玄関・壁・庇との位置関係が分かる写真 |
| 屋根や軒天の隙間 | 地上から見える周辺の写真。高所へ近づく必要はありません |
| 天井のシミや変形 | 部屋のどの位置か、いつ気づいたか、広がりや音・臭いの有無 |
| 室内の破損や散乱物 | 近づかず撮影できる全体写真。撮影が危険な場合は状況の説明だけで構いません |
フンや動物には触れず、無理に天井裏をのぞいたり、見つけた穴を先に塞いだりせずにご相談ください。写真相談では、分かる範囲を整理し、必要に応じて現地調査をご案内します。
自宅にも似た跡がある。そんな段階からご相談いただけます
「屋根の足跡が気になる」「天井のシミと物音がある」「断熱材の状態を確認したい」。株式会社プログラントでは、建物の状況に合わせて、外側の痕跡・侵入口・内部の被害を確認し、写真を使ってご説明します。
現地調査後に、必要な作業範囲とお見積りをご確認いただき、ご依頼をご判断いただけます。
0120-778-114
電話受付 8:00〜20:00
現地調査・お見積りは無料です。遠方地域・高所作業・屋根上の詳細調査・特殊機材が必要な場合は、事前にご説明のうえ調査費用が発生することがあります。
駆除・施工内容については、アライグマ駆除サービス、費用の目安は害獣駆除の料金表、再発保証は再発保証制度をご覧ください。